首都エレバンから北西に６０ｋほど来ました。
写真はセヴァナヴァンク修道院の遠景。

修道院はセヴァン湖の北西、セヴァンの町から湖に突き出た半島にある修道院。

修道院からのセヴァン湖の風景。
この日は快晴だったので、とても美しい湖の風景が楽しめた。

セヴァン湖はアルメニア国内で最大の面積を持つ湖で淡水湖。
海抜１９００ｍと高山湖の一つに入る。

修道院で出会ったアルメニアの親子。
ちっちゃな男の子の目力が半端ない。

セヴァン湖畔から、かなりの階段を上って修道院に着く。
ヘロヘロになりますが、その分美しい景色に出会えます。
セヴァン湖をバックに筆者近影。

修道院は２つの教会で構成されている。
左はカラヴェト聖十二使徒教会、右はアラケラカン聖母教会。

アラケラカン聖母教会。
セヴァナヴァンク修道院の建造物群は９世紀に建築された。

入り口にはたくさんの十字架石、ハチュカルが置かれている。
建築当時は他にもいくつか教会が建っていたと言う。
現在はその基礎部分が残るだけ。

聖堂内の風景。
焚かれているローソクのススで堂内は真黒。

カラヴェト聖十二使徒教会とセヴァン湖の風景。

湖畔に下りて来ました。
レジャー用のボートが桟橋に泊めていた。
昔は修道院のあるこの地は、セヴァン湖に浮かぶセヴァン島と言う島だった。

湖畔にいた地元の人達。
旧ソ連時代、ソ連はセヴァン湖の水を農地用水に使う大規模な灌漑を行ったため、水位が極端に下がった。

水位が下がった結果、セヴァン島は陸続きになり、半島となってしまった。
セヴァン湖の湖面、透明度は高く、とても綺麗な湖だ。