アルメニア共和国(アザト渓谷)
ゲガルド修道院
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ガルニ神殿から東へ8kほど、アザト渓谷沿いに上流に行くとゲガルド修道院がある。
修道院入り口近くの岩山に十字架が立つ。
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入り口のゲートをくぐると左手に、修道院の中央聖堂が建つ。
アルメニア使徒教会の修道院で、岩盤に残る修道士が修行した洞窟がある事から、洞窟修道院とも呼ばれる。
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中央聖堂の入り口付近の風景。
左手に上に登る石段があり、この上に洞窟がいくつか残っている。
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周囲を囲む回廊は城壁の様だ。
ゲガルド修道院は4世紀初めにキリスト教国家となったアルメニアで、最も古い修道院。
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修道院で出会ったアルメニアの父娘。
ゲガルドとは槍の意味で、エチミアジン大聖堂に残る聖槍ロンギヌスの槍が、最初に発見された事から名付けられた。
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こちらはお母さんと三姉妹かな。
中央聖堂は、いく度か異教徒の侵攻により破壊された。
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中央聖堂の中に入ってみた。
ススで薄汚れた感じの、一切きらびやかさの無い聖堂内の風景。
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礼拝堂にやって来ました。
祭壇の風景。
現在の中央聖堂は13世紀再建されたもの。
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礼拝堂内の風景。
丁度これからミサが始まる様で、多くの信者が集まっていた。
ミサでは修道士による聖歌が歌われていた。
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礼拝堂内で見かけた、礼拝に来ていた姉妹。
ミサの聖歌をジッと聞いていた。
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ロウソクを献じる礼拝に来ていた人達。
訪れた教会、修道院では全てでロウソクを灯していた。
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中央聖堂の裏手。
ここには岩盤を掘って造った岩窟教会がある。
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たくさんのアルメニア十字架石、ハチュカル。
ここの特徴は、岩に直接彫られたハチュカルが多く残る事。
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修道院の敷地内に残る岩窟教会の一つに入ってみる。
岩盤むき出しの武骨な入り口風景。
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岩窟教会内部の風景。
天井部に開けられた採光窓から日の光が差し込む。
日が当たらない所は真っ暗で何も見えない。
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岩窟教会内の聖堂にも沢山のハチュカルが彫られていた。
いたる所の岩盤にはひび割れが見て取れる。
千数百年もの時代を感じさせられる。
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さて、ゲガルド修道院での楽しみの一つは、洞窟を利用してライブ演奏会を聞ける事。
ここではクラシックや教会音楽のア・カペラを披露してくれた。
ア・カペラとは伴奏無しでの合唱や重唱の事。
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ア・カペラとは、元々はキリスト教音楽、特に正教会における声楽の無伴奏様式の事を言う。
正教会では聖歌を歌う時に楽器による伴奏は原則禁止のため、ア・カペラの形をとる。
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岩盤の洞窟と言う環境もあって、エコーが効く、洞窟内部に響き渡る歌声。
自然光のスポットライト効果もあり、非常に厳かな雰囲気だ。
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外に出て入り口での記念撮影。
グループは女性だけの場合もあるが、今回は女性3名、男性2名のグループ。
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修道院の敷地内を流れる渓流と渓谷。
周辺には山岳地帯が続く。
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周辺の岩山には、いたる所に洞窟が残る。
かつて修道士たちは修道院だけでなく、周囲の洞窟に籠り、禁欲生活を送っていた。
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