アルメニア共和国(アシュタラク)
文字公園
1/13
ここはアルメニア文字公園と言う所。
アルメニア文字の大小彫刻のモニュメントが置かれている野外美術館の様な所。
文字公園
2/13
アルメニア語の表記にはアルメニア文字が使われるが、これがとても独特の文字。
アルメニア文字は5世紀初頭に創造された。
写真正面のUの字の右上が跳ねた様なアルメニア文字はMだそうです。
文字公園
3/13
文字公園はアシュタラクと言う街の郊外、北へ10kほどにある。
アシュタラクはアルメニア西方にある、アラガツォトゥン地方の中心都市で、首都エレバンから北西へ20kに位置する。
文字公園
4/13
公園の敷地内にいた馬。
敷地内や周辺は牧草地帯で、馬も食べる物には不自由しないな。
十字架
5/13
文字公園の丘に建つ十字架のモニュメント。
パイプで作った小さな十字架を何百も合体させて、大きな十字架にしている。
十字架
6/13
別の角度からの十字架のモニュメント。
十字の横線、よく見ると四方に伸びている。
これはどの方向から見ても、十字架に見えるための工夫。
聖者の像
7/13
文字公園の丘に建つ聖者の像。
アルメニア文字は歴史書によると、5世紀初めにメスロプ・マシュトツなる人物により創造された。
その後、メスロプ・マシュトツはアルメニア教会により聖人となった。
文字公園
8/13
公園の小高い丘にはモニュメントの塔も建つ。
馬と塔と、左にはアラガツ山が見える。
文字公園
9/13
アルメニアではアルメニア語が使われてきたが、古い時代、文字はギリシャ文字などを使っており、独自の文字は無かった。
キリスト教の布教には聖書が必要だったが、アルメニア語訳ができずにいたため、アルメニア人としての独自の文字が必要だった。
アラガツ山
10/13
文字公園から見たアラガツ山。
アラガツ山は火山で、過去に大量に流れ出た溶岩により、周囲は裾野が延びる、とてもなだらかな丘陵地帯が広がる。
アルメニア文字公園はアルメニア文字と言う、アルメニア人の独自性、アイデンティティを広く世界に主張する公園だ。
アラガツ山
11/13
雪渓が残るアラガツ山。
文字公園からは北西に20kほどに位置する。
標高は4090mで、アルメニアで最も高い山。
旧石器時代の岩絵がたくさん残る事でも知られる。
養蜂
12/13
車窓の風景。
花の蜜を集める養蜂家のコロニー。
巣礎を入れた巣箱がたくさん置かれている。
ポピーの花畑