ベルギー王国(ゲント)
魔王ゲラルド城
1/20
ここはゲントの街。
これはレエプ通りの魔王ゲラルド城。
日本語表記ではヘラルトとも記載されています。
13世紀の城で、悪魔と呼ばれたゲラルド公の居城。
名前とは裏腹に美しい城。
現在は公文書館。
聖バーフ大聖堂
2/20
魔王城から西へ、リンブルグ通りを進みます。
右は聖バーフ大聖堂、左奥は鐘楼。
聖バーフ大聖堂
3/20
聖バーフ大聖堂へ到着。
大聖堂の中へ入ります。
礼拝堂の中央祭壇の風景。
聖バーフ大聖堂
4/20
中央祭壇の風景。
聖バーフ大聖堂は、ローマ・カトリック教会の教会。
聖バーフとはゲントの守護聖人の名前。
聖バーフ大聖堂
5/20
聖バーフ大聖堂の正面広場、バーフ広場に建つ像の台座にゲント出身の作家、ヤン・フランス・ウィレムスのレリーフが残る。
聖バーフ大聖堂は12世紀に建築が始まり16世紀に完成した。
鐘楼
6/20
聖バーフ大聖堂の西に建つ鐘楼。
14世紀頃に建てられた。
鐘楼の東側に並び建つラーケンホールは繊維業者の会合に使われた。
鐘楼とラーケンホールはベルギーとフランスの鐘楼群の1つとして、世界文化遺産に登録されている。
聖ニコラス教会
7/20
鐘楼の西側に建つ聖ニコラス教会。
11世紀中頃の建設とゲントに残る建物では古い。
ただ実際は火災により13世紀に再建された。
王立劇場
8/20
鐘楼の東側バーフ広場の北側に建つ王立劇場。
フランドル伯爵が建てた。
写真では見にくいですが、正面上部の壁面に見事な壁画が残る。
コーレンマルクト広場
9/20
聖ニコラス教会の西側のコーレンマルクト広場は街の中心地で、カフェやレストランも並ぶにぎやかな通りもある。
ゲントはブルージュから北西へ40k、首都ブリュッセルとアントワープに次いで、ベルギー第三位の都市。
コーレンマルクト広場
10/20
街角の風景。
中世ゲントはブルージュと同様にフランドル伯爵の街で、川や運河を利用した水運業で栄えた。
聖ミカエル橋
11/20
コーレンマルクト広場を西に行くとレイエ川にでる。
川岸からレイエ川に架かる聖ミカエル橋の風景。
橋の奥には荘厳な聖ミカエル教会が建つ。
聖ミカエル橋
12/20
聖ミカエル橋と聖ミカエル教会を背景に筆者近影。
聖ミカエル教会は11世紀に建てられた。
教会の右に未完成の塔が建つ。
聖ミカエル橋からの風景
13/20
レイエ川の両岸には中世の石造りの建物が残る。
多くは豪商達のギルドハウス。
特に聖ミカエル橋が掛かる辺りの西岸をコーレンレイ、東岸をグラスレイと呼ぶ、当時の埠頭が残る場所。
写真奥のお城は後述するフランドル伯居城。
ペンスマルクト通り
14/20
レイエ川の東岸、グラスレイを北へ歩く。
ペンスマルクト通りに差し掛かる。
この辺りには15世紀初めに建てられた大肉市場と呼ばれる食肉市場があった。
レイエ川の風景
15/20
大肉市場の前を東へ行くとクライネ・フィスマルクト橋があり、その橋からのレイエ川風景。
西側方向の風景で、分岐している運河の左側がグラスレイ。
また、この辺りの埠頭をクラーンレイと呼び、レイエ川観光の船の乗場もある。
フランドル伯居城
16/20
クライネ・フィスマルクト橋を渡り、北へ行くとフランドル伯居城がある。
シリアの十字軍時代の城塞、クラック・デ・シュバリエをモデルに堅固な城を建てた。
フランドル伯居城
17/20
城の周りは石造りの高い城壁に囲まれており、入り口は正面の一か所。
フランドル伯居城の内部の風景。
筆者が訪れた時には場内でドラマの撮影をしていた。
フランドル伯居城
18/20
城内から城壁の上に登る事ができ、登ってみました。
城壁の上からの風景。
鐘楼など多くの建物を一望できる、素晴らしい景色があった。
金曜日広場
19/20
フランドル伯居城からクラーンレイを通り、東へ進むと金曜日広場がある。
広場には百年戦争の時代、この地方の政治家で指導者だったヤコブ・ヴァン・アルテベルデの像が建つ。
聖ヤコブ教会
20/20
金曜日広場を東へ行くと、直ぐの所に聖ヤコブ教会がある。
教会が建つ広場はバイ・シント・ヤコブス広場。
聖ヤコブ教会は11世紀末に建てられ、その後再建されている。