中華人民共和国(北京)
北京の街
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天安門広場の北側、東西に走る大通り、長安街の風景。
人民の足として大活躍の自転車。
今ではバイクだが、当時の主流は自転車だった。
天安門広場
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まず訪れた所は天安門広場。
長安街から北側、天安門の風景。
人民大会堂
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天安門広場の西側風景。
奥の建物は人民大会堂。
中国での国会、全国人民代表大会などが行われる。
手前のポールは国旗掲揚台。
天安門広場
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天安門広場南側方面の風景。
大きな塔は人民英雄紀念碑
奥の建物は毛主席紀念堂。
沢山の人が集まっているが、日没時に行われる国旗の収容式を見るため。
国旗掲揚台
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広場に設置されている国旗掲揚台と北側、天安門の風景。
これから国旗収容式が始まります。
国旗収容式
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国旗収容式の様子。
天安門広場北側に設置されている国旗掲揚台にて、日の出時に国旗掲揚、日の入り時に国旗収容の儀式がとり行われる。
天安門
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長安街を渡り天安門へ。
国旗収容式の前後は天安門周辺でも警戒が厳しく、中国人民武装警察部隊が沢山出ていた。
中国国家博物館
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天安門付近から天安門広場東方面を。
建物は中国国家博物館。
国旗収容式の間、長安街は通行止め。
終了した途端に車の洪水です。
天安門広場の夜景
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天安門広場では国旗収容式も終わり、日はとっぷりと暮れました。
ライトアップされた国旗掲揚台と天安門の夜景。
天安門広場の夜景
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ライトアップされた国旗掲揚台。
空にほんの少しだけ明るさが残る、コバルトブルーに染まるこのひと時が、夜景の中でも一番美しい。
天安門広場の夜景
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ライトアップされた人民英雄紀念碑。
中国共産党の革命の英雄をたたえ、記念するために建てられた。
天安門広場の夜景
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ライトアップされた人民英雄紀念碑と
紀念碑の碑文は毛沢東による「人民英雄永垂不朽」(人民の英雄は永遠に不朽)。
天安門広場の夜景
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そろそろ店じまい。
静かになった天安門広場で帰り支度の観光写真屋。
天安門広場の夜景
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ライトアップが美しい、天安門の夜景。
地下鉄
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北京の地下鉄。
ここは崇文門駅。
北京駅から2号線で1駅目、筆者が泊まったホテルがあった。
地下鉄
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北京の地下鉄路線図。
筆者が訪れた時はまだ1号線と2号線の2路線しかなかった。
現在は15路線もある。
王府井
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北京で最もにぎやかな繁華街、王府井(ワンフーチン)。
天安門広場から東へ2kほど。
地下鉄なら1駅。
王府井
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デパートや専門店、飲食店が立ち並び、夜はネオンで輝いている。
食事を兼ねてぶらぶらしました。
東方新天地
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巨大ショッピングモール、東方新天地の入り口。
王府井から地下鉄東単駅まで2駅もの間に広がる広大さ。
王府井
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吉牛が北京にもありました。
中華は後々食べられるので、海外の吉牛はどんなものか、入ってみました。
吉野家
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牛丼以外に肉がセットになったプレートの定食をチョイス。
キムチと卵スープの様なものが一緒でした。
王府井
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筆者も王府井で本革製の高級スーツケースを買い、修理しながら30年以上使っています。
今は中国も物価が上がったが、当時はとても安かった。
王府井
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王府井入口の風景。
長安街
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朝の長安街。
これから故宮の散策です。
天安門
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故宮への南からの入り口、天安門の正面風景。
皇帝の時代には故宮、つまりは紫禁城への正門だった。
天安門
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天安門の手前、お堀に架かる橋のたもとから天安門広場の方向を。
国旗掲揚台、人民英雄紀念碑、毛主席紀念堂が一直線上に建つ。
天安門
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故毛沢東元主席の肖像画が掲げられた天安門。
毛沢東により1949年この門の上で「建国の宣言」が行われ、「中華人民共和国」が誕生。
天安門
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天安門をくぐります。
壁に付けられていたプレート。
端門
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天安門をくぐると、次の門、端門が目の前に現れます。
故宮は明王朝と清王朝の時代の王宮。
天安門
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端門の近くから、振り返って天安門の裏側の風景。
午門
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端門をくぐり、北へ行くと午門が現れます。
現在、この門が故宮への入り口で、入場チケットもここで販売している。
故宮
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午門をくぐると、いよいよ故宮です。
正面の建物は太和門。
手前の石橋は金水橋。
王宮内を流れる金水河に架かる。
金水橋
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午門と太和門の間に小川が流れる。
金水河と呼ばれる人工の小川で、天の川を表現しているとの事。
金水橋は5本渡されていて、中央の橋は皇帝専用だった。
金水河
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金水橋から金水河を。
訪れたのは2月。
水面は全て凍っていました。
奥の建物は西側に建つ熙和門。
太和門
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宮殿に入る手前の門としては、とても立派な威風堂々たる風格の太和門。
文献によると明の時代には奉天門と呼ばれていた。
獅子
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太和門に上がる手前、青銅製の獅子が置かれていた。
太和門の左右にも門があり、写真は右手の門、昭徳門。
奥の角の建物は崇楼。
獅子
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こちらは左側。
同じく王宮を守る獅子が置かれている。
門は貞慶門。
天井
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太和門をくぐる。
天井には緑と金で細かく美しく描かれた画があった。
案内板
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太和門の壁に案内板が。
日本語だった。
太和殿
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太和門を抜けると。
そこは悠久の時を越えて目の前に広がる「ラストエンペラー」の世界。
雪が残る太和殿の風景。
太和殿
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故宮の中心、中国最大の宮殿、太和殿。
故宮は「北京と瀋陽の明・清朝の皇宮群」としてユネスコの世界文化遺産に登録されている。
太和殿
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別名「金鑾殿」とも呼ばれる太和殿。
明の時代には太和門と同様に奉天殿と呼ばれていた。
大きな式典はここで催されてきた。
太和殿
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太和殿に上がります。
中央の人が集まっている所は玉座の間。
亀の像
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石段の上に置かれていたカメ。
鶴の像
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こちらはツル。
太和門
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太和殿の石段の上から振り返り、太和門の風景。
天安門から故宮内は建物が一直線に連なり、左右対称になっている。
弘義閣
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太和殿の石段の上から西の方を。
中央の建物は弘義閣、器具の倉庫に使われた。
玉座
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故宮観光ハイライトの一つ、太和殿中央に置かれた華麗なる玉座。
玉座
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かつて皇帝が鎮座おわしました玉座。
暗かったので、デジカメの感度を上げたら汚くなりました。
后左門
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太和殿の右側(東側)から奥へ。
左の礎石と石段は中和殿、中央奥の門が后左門、角の建物は崇楼、右の長い建物は保和殿回廊。
太和殿
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同じ位置から太和殿の裏側の風景。
保和殿
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同じ位置から北側、保和殿を。
左端は中和殿。
中和殿
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同じ位置から中和殿を。
中和殿
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中和殿正面の風景。
太和殿のすぐ北側にあり、小ぶりの建物は大和殿にて催しがあった際に、皇帝の休憩所や控えの場所として使われた。
中和殿玉座
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中和殿での皇帝の玉座。
后右門
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中和殿から北東方面を。
中央の建物は后右門。
その左、角の建物は崇楼。
中央の遠くに見えるのは雨花閣。
雨花閣
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望遠で雨花閣を。
この辺りは外西路、重華宮の仏教建築エリアで立ち入り禁止。
雨花閣は屋根の上の龍の飾りが特徴。
保和殿玉座
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中和殿の北側にある保和殿。
その玉座。
保和殿は、宴の催しを行う場所。
またこれら太和殿、中和殿、保和殿を「前三殿」と呼ばれる。
乾清門
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保和殿裏手、北側の石段から北側の風景。
この門から北は内廷。
皇帝が執務を行い、皇帝の家族の居住の場。
ここまでの南側は外朝。
行事や催しの場。
乾清門
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内廷への正門、乾清門。
特にこの門から続く乾清宮や交泰殿、坤寧宮は後三宮と呼ばれる。
奉先殿
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乾清門の右手方向、写真中央奥の大きな建物は奉先殿。
内廷の東側に位置する。
右端の門は景運門。
隆宗門
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保和殿北側の雪が残る石段風景。
中央奥の門は乾清門の左手方向、西側に建つ隆宗門。
隆宗門の右側の長細い建物は軍機処。
大石雕
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説明板の向こう側、保和殿北側の階段状のスロープに残る大石雕。
一枚岩に九匹の竜が彫られてる。
后右門
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乾清門から南東方面を。
左が后右門、右が崇楼。
乾清門
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門前の石段には、雄雌の対に置かれた金獅子像が見える。
保和殿
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乾清門から振り返り、乾清門の北側風景。
中央の雪の残る辺りが九匹の竜が彫られてる大石雕。
乾清宮
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乾清門をくぐると大きな乾清宮が現れる。
明代では皇帝の寝室として、その後は皇帝の執務に充てられた建物。
乾清門
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乾清宮から振り返り、乾清門の北側風景。
乾清宮玉座
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乾清宮内の玉座。
太子密建に使われたとされる、正大光明の額が掲げられていた。
それは、皇帝が生前に、この額の裏に次の皇位継承者の名を記した書を封印し、亡くなった後に開封して後継者を決めた事。
交泰殿と坤寧宮
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乾清宮の北側へ回る。
そこから北に建てられている、左の交泰殿と奥の坤寧宮の風景。
交泰殿
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小ぶりな建物、交泰殿。
皇帝の命により皇后を正式に定める、冊立の儀式が行われた場所。
坤寧宮
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坤寧宮北側から西方向の風景。
ここは明代では皇后の寝室として、その後は宗教儀式の場であった。
坤寧門
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後三宮の北側正門である坤寧門。
御花園
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後三宮を抜け、坤寧門から北へ。
ここは御花園と呼ばれるエリア。
皇帝一族が花や山水をめでる場所。
天一門
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御花園の中にもいくつかの建物がある。
この門は欽安殿への入り口、天一門。
御花園
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天一門から振り返り、南方向を。
中央には香をたく香炉、奥は坤寧門。
欽安殿
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御花園の中心を成す社、欽安殿。
四神の一つ、北の玄武を祀る。
因みに他の四神は、南の朱雀、東の青竜、西の白虎。
玄武は亀で、明日香村の高松塚古墳やキトラ古墳の壁画が有名。
欽安殿
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欽安殿の石段から。
竹林の庭園風景。
天一門
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欽安殿から天一門方面を。
天一とは北の事。
萬春亭
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木々に遮られて見えにくいですが、奥の朱色の建物は萬春亭。
丸い屋根が特徴。
東と西に対で建てられており、萬春亭は東側、西に千秋亭がある。
堆秀山
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御花園の出口近くに奇妙な岩の小山があった。
堆秀山と呼ばれる岩山で、山の上には御景亭が建つ。
御景亭
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堆秀山の上に建つ御景亭。
ここでは皇帝や皇后達が宴を開いた。
承光門
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そろそろ御花園の出口。
左の門は承光門。
閉まっていたので右側へ回り込み、延和門から外へ。
延和門
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御花園の出口はこじんまりとした門、延和門。
東一長街
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延和門を出てちょっと寄り道。
東に向かうと、鮮やかな朱色の二重壁に挟まれた、南北に延びる通路に出た。
ここは東一長街、季節は初夏です。
暢音閣
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故宮の北東エリアは外東路と呼ばれ、そこに寧寿全宮と呼ばれる大きな宮殿群がある。
京劇の舞台として建てられた楼閣。
三層構造で上層は福台、中層は緑台、下層は寿台。
美術品
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このエリアには様々な美術品、文化財を展示している館がある。
美術品
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金を加工した切り絵の様な美術品。
美術品
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非常に細工が細かい美術品。
神武門
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故宮の最北、神武門。
ここをくぐると故宮観光は終了です。
神武門
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神武門をくぐり、振り返って門の北側を。
バスの駐車場になっていました。
故宮博物院
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現在、故宮は故宮博物院として開放されています。
神武門
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故宮を取り囲むお堀の筒子河と神武門の風景。
筒子河は凍っていました。
筒子河
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故宮の城壁とその外側の凍りついた筒子河。
神武門から西の方向を。
遠くの櫓は角楼。
角楼
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故宮の城壁の四隅に建てられている角楼。
見張り台の役目をしていた。
ここは北東の角。
角楼
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北東にある角楼と凍りついた筒子河。
霞んでいるが右奥には神武門が見える。
角楼
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北東にある角楼と筒子河の東側風景。
左の屋根は皇極殿。
景山公園
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故宮を出て北に行くと景山がある。
北方からの邪気より故宮を守るために造られた人工の小高い山。
写真は景山への南門。
頂上に見える楼閣は万春亭。
綺望楼
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一帯は景山公園として開放されている。
景山の南門をくぐると綺望樓がある。
山頂からの景色はとても素晴らしいので、これから山を登ります。
景山公園
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綺望樓の左手に行くと山頂への登山道の入り口がある。
左上にある建物は輯芳亭。
万春亭
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すそ野から見上げた万春亭。
景山はお堀の筒子河を掘った際に出た土砂を積み上げて造られた。
景山公園
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ここは市民の憩いの場。
公園内では地元の人々が太極拳をしていた。
景山公園
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中国の観光地でお馴染みの貸衣装を着ての写真撮影。
きれいな衣装を身に着けた女性。
故宮
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山頂の万春亭からの故宮の絶景。
朝もやの中に水墨画の世界が広がる。
故宮
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神武門の風景。
故宮博物院は、中国ではここ北京のほかに瀋陽にあり、台湾に国立故宮博物院がある。
故宮
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一直線に建物が連なる、壮大な故宮の絶景。
朝もやに霞んではっきりと見えないが、これはこれで風情がある。
角楼
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万春亭から故宮の北西に建つ角楼の風景。
北側風景
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山頂から北側の方向に目を向けると壽皇殿、觀コ殿が見える。
壽皇殿は清王朝の皇帝像を祀り、觀コ殿は皇帝や皇后の棺を仮安置した建物。
北京市少年宮
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壽皇殿、觀コ殿の現在は北京市少年宮となっている。
少年宮とは青少年の課外活動施設で、各種文化や芸術・スポーツに至る幅広い活動範囲があり、様々な分野の人材を育成する事を目的にしている。
輯芳亭
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景山には東西に4棟のあずま屋が建つ。
これはその一つ、輯芳亭。
北海公園
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景山公園の東、白い塔が見える辺りは大きな池がある北海公園。
白い塔は北海公園の中にある瓊華島に建っている。
方澤軒
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故宮を離れて、少し北の方へ。
お寺の様なこの建物は、宮廷料理を出す方澤軒と言うレストラン。
方澤軒
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方澤軒があるこの辺りは地壇公園。
地壇とは皇帝が地の神を祀った所で祭壇がある。
方澤軒
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地壇公園は地下鉄の雍和宮駅から北へ直ぐ。
明の十三陵