中華人民共和国(上海)
上海駅
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上海駅に到着。
2010年当時の駅舎の風景。
上海駅からは北京、天津などへの長距離列車や高速列車、南京、蘇州、無錫、杭州等への列車が出ている。
上海駅
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1992年当時の駅舎の風景。
現在では列車の発着数が飽和したため、新しく上海南駅を建設し分散した。
上海地下鉄
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駅からは地下鉄に乗って、街の中心地へ向います。
人民公園
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地下鉄の人民広場駅直ぐにある人民公園。
この辺りは黄浦区に位置し、上海市の中でも中心地にあたる。
人民公園
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人民公園の風景。
広々とした公園内にはカフェもあったので一休み。
上海美術館
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人民広場の西北にクラシックな時計台がある。
戦前、外国人居留地だった上海租界に競馬場のクラブハウスとして建てられた。
その後、博物館や図書館として利用され、現在は上海美術館になっている。
南京路
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ここは南京路。
人民広場前から東に延びている大通り。
通りを往復する電気自動車が走る。
南京路
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上海は大きな街で、沢山の繁華街があるが、この南京路はその中でも最大で最も名高い繁華街。
中でも前述の人民公園から東へ伸びる大通りは歴史も古く、南京路の中心となっている。
南京路
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南京路の途中に有った広場、世紀広場。
上海万博のゆるキャラ、海宝が人気で、市民達は一緒にカメラに収めていました。
南京路
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元々、上海疎開の街が起源の南京路。
モダンな近代建築に混じり、レトロな石造りの建物が残る。
巾の広い道路は歩行者天国で、電気自動車の乗り合いバスだけが入って良い。
南京路
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南京路歩行街のモニュメントが建ち、沢山の人が記念撮影していた。
それにしても人が多い。
佳家湯包
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人民広場近くに有った小籠包の専門店。豚ひき肉の一般的な小籠包はもちろん、エビ入り小籠包や蟹味噌小籠包も有名。筆者はせっかくなので、少し値は張りますが蟹味噌小籠包を頂きました。とんでもなく美味しい!!でも御注意を。慌てて食べると、蒸したての熱々のスープが飛び出し、上あごの皮がむけます。
南京路夕景
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日没が近づき建物にライトアップの光が当たり始めた南京路の夕景。
南京路夜景
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とっぷりと日が暮れた南京路の通りの風景。
ネオンがまぶしい。
南京路夜景
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2400万人を有する巨大都市上海は省と同格の直轄市。
直轄市は他には、首都の北京と天津、重慶があるが、北京よりも上海の方が大きい。
南京路夜景
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上海疎開時代の石造りの建物をライトアップし、きれいでオシャレな街並み風景を演出している。
南京路夜景
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南京路の東は市内を流れる黄浦江まで続く。
西部に当たる南京西路は人民公園から静安区へ続いている。
静安寺
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人民広場のある黄浦区から南京路を西に行くと静安区に入る。
ここには区の名前にもなっている静安寺がある。
パンジーの花咲く通りからの風景。
静安寺
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静安寺の創建は三国の世、呉の皇帝、孫権の時代までさかのぼる。
現在は周囲をにぎやかなショッピング・センサーや高層ビルが建ち並ぶ一画にある仏教寺院。
静安寺
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中に入って眺めた本堂の風景。
再建されたコンクリ造りの大きな建物には、残念ながら由緒のある古刹の面影は無い。
それでも地元の人々の信仰を集め、多くの参拝客がお参りに来ていた。
上海久光百貨
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静安寺の隣に建つ百貨店、久光。
日本式を取り入れた百貨店。
特にデパ地下には日本の輸入品が豊富で、日本からの駐在員の人々には重宝されている。
豫園商城
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上海にある庭園、豫園へ向う。
ここは豫園の前にある豫園商城。
その入り口風景。
豫園商城
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豫園商城は民間が経営する商業施設。
様々な商店の集合体。
豫園商城
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豫園商城には食事処やお茶屋、薬屋、お菓子や民芸品のお土産屋など、多種多様なお店が並ぶ。
豫園商城
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豫園商城は広く、一部はアーケードの様になっている。
豫園商城
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時代を感じさせる古い木造建築が残る豫園商城の通り。
豫園への観光客だけでなく、豫園商城を目的に訪れる人も多い。
湖心亭
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豫園商城を抜け、豫園への入り口近くにある湖心亭。
反り返った屋根の先が印象的なこの建物、30種類もある中国茶を楽しめる茶屋。
中国では茶屋は茶芸館と呼び、この湖心亭は上海で最も古い茶芸館。
湖心亭
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湖心亭の周囲は人口の池が配置されている。
九曲橋
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池に架かる橋は九曲橋。
豫園
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豫園の中に入りました。
16世紀中頃、明の時代後期に造園された庭園で、中国の古典的な庭園であり、上海で代表的な観光スポット。
豫園
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清の時代に入り一度荒廃するが、18世紀中頃修復された。
当時は今の倍の広さ、豫園商城のエリアまでが豫園であった。
豫園
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豫園で有名なのが龍壁。
これは龍の波打ち、くねる体を見立てて、壁の屋根にした塀の事。
塀の始まりには龍頭が、終わりには龍尾が置かれている。
豫園
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豫園は大池と呼ばれる池を中心に屋根付きの回廊、大小数々の楼閣が建ち、庭には穴の空いた奇石、太湖石が置かれている。
太湖石とは蘇州の太湖周辺で産出される、長年の侵食による複雑な形の石灰岩。
南翔饅頭店
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豫園を出て、再び豫園商城へ。
ここは小龍包で有名な南翔饅頭店。
沢山の人が列を成して並んでいます。
南翔饅頭店
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上海名物の南翔饅頭店の小龍包。
100年もの歴史がある老舗。
今では上海のみならず、中国各地、東南アジアや日本でも東京・大阪・福岡などに支店がある。
南翔饅頭店
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蒸し上がったばかりの小龍包。
蒸籠ごと買っても、軽く平らげるほど癖になる美味しさ。
市内の夜景
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夕食後に街を散策。
ビル街や商業施設などはネオンできらびやかに装飾していた。
市内の夜景
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街角の至る所に広場があり、噴水もライトアップされ、美しい夜景を作っていた。
上海雑技団
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夕食後のエンターテインメントで、上海と言えば上海雑技団では無いでしょうか。
奇術や曲芸など様々な出し物がある。
中でも球体の鉄かごの中で、十数台のバイクが入り乱れて疾走するアクロバット・ショーは必見です。
上海雑技団
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残念ながら演技自体は撮影禁止だった。
演技終了後の記念撮影。
メンバーはみんな運動神経の良さそうな若い人達だ。
上海展覧センター
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この宮殿の様な巨大な建物はコンベンション・センターである国際展覧会場。
さすが世界の商業都市、上海。
上海展覧センター
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建物は旧ソ連のスターリン時代の様式で建てられている。
車窓
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少し郊外へ出かけます。
上海の街の風景を車の車窓から。
上海奥特菜斯
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郊外にあったアウトレットモールの百聯奥特莱斯広場。
奥特莱斯とはアウトレットの事で、奥特莱斯広場でアウトレットモールとなる。
上海奥特菜斯
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それにしても広い。
一周するだけでも大変。
有名ブランドも目に付き、とても人気があるようだ。
郊外
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アウトレットモールの近くを散策してみた。
郊外の果樹園が広がる。
菜の花が満開だったので一枚写真を撮ってみました。
郊外
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大都市上海も郊外に来ると、素朴な牧歌的風景が残っている様だ。
郊外
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川で魚釣りをする地元の人達。
のんびりした一時を過ごしました。
朱家角
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上海でも西部の青浦区へやって来ました。
ここは江南の水郷古鎮の中でも代表的な古鎮、朱家角鎮。
チケット売り場の風景。
朱家角
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南の入り口を入ると慈門街に出る。
朱家角には街の名が付く通りがいくつもある。
朱家角
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朱家角を北に進む。
朱家角の古い通りの風景。
朱家角
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通りを進むと証大朱家角芸術館と掲げられていた看板があった。
アート・ミュージアムとあるので美術館だ。
朱家角
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民芸品の店。
雑多に色んな物を置いていた。
竹細工か籐細工の品が多い。
朱家角
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朱家角の名物、豚の角煮。
骨付き、皮付きで、見た目には豚足の煮込みの様だ。
朱家角
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いたる所で売られていた豚の角煮。
朱家角の角煮は笹の葉で包んで作るのが特徴。
朱家角
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ちょこんと座っていた女の子。
看板娘だな。
朱家角
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朱家角の通りの風景。
地方の田舎町ならまだしも、大都会上海にこの様な古い街並みがあるとは驚きだ。
朱家角
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朱家角の案内板。
朱家角は10世紀後半からの宋王朝時代に商店が集まった市場が形成された。
その後、明王朝の神宗万暦帝の時代に発展し、街である鎮となった。
朱家角
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北へ行きつくと、朱家角の東西に流れる川、漕港河に出る。
漕港河に架かる放生橋の風景。
朱家角
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放生橋のたもとから北東方向、東井街の風景。
朱家角
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放生橋のたもと、これから石段を上り、北へ行きます。
朱家角
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放生橋を渡り、漕港河の北岸からの風景。
朱家角
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漕港河の北岸から南、北大街の風景。
朱家角
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漕港河の北岸から西の風景。
中央の寺は漕河街にある園津禅院。
朱家角
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漕港河の支流に沿ってさらに北へ行く。
この石橋は永安橋。
朱家角
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さらに北にある橋は中龍橋。
この様な運河に掛かる大小様々な石橋は観光客だけではなく、朱家角に暮らす人々の生活には無くてはならない。
朱家角
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桜が咲く朱家角。
運河沿いに続く古い通りの散策は朱家角の魅力。
朱家角
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この辺りは朱家角の中でも、とても風情の残る西井街の街並み。
朱家角
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川岸で憩う家族。
朱家角は上海に来たら是非とも立ち寄ってみたい所だ。
朱家角
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西井街の最北にある橋、勇泉橋。
朱家角
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勇泉橋から南側、西井街の風景。
朱家角
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勇泉橋を渡り、折り返して川の西岸を南へ。
この古い建物は水郷料理の店。店の名前は、民宿凹。
観光案内書によると古い一軒家をそのままに改装し、凹型の家の形から名前を取った。
朱家角
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運河巡りの手漕ぎの舟。
エンジン付きでは風情は出ない。
朱家角
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川岸には古い民家を改装した店が並ぶ。
朱家角には現在でも、古い物で明王朝やその後の清王朝時代の建物も残る。
朱家角
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西井街の風景。
中央の建物は課植園。
外灘
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再び上海中心部。
南京路を東に行くと黄浦江に出る。
ここには中国的ではない洋風の建物群が並び建つ。
外灘、ワイタンである。
外灘
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ワイタンは英語ではバンドと呼ばれる、上海租界時代の街並みが残る黄浦江西岸の1k程のエリアの事。上海租界とはアヘン戦争終結の講和条約、南京条約にて外国へ開港した都市の一つ、上海に造られた外国人居留区の事で、イギリス、アメリカ、フランス、日本が街を造った。ワイタンには主に貿易をしていたイギリスの豪商達の建物が多く残る。
外灘
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夜になるとレトロな雰囲気を持つワイタンの建物が一斉にライトアップされ、ムードのあるオシャレな街並みになる。
上海の観光スポットでも、とても人気のあるエリア。
玉仏寺
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ここは玉仏寺。
禅寺で、上海での観光名所の一つ。
正式名称は玉佛禅寺。
玉仏寺
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寺の中心となる大雄宝殿へ入る。
ここには金色に輝く3体の仏像が鎮座する。
大きすぎて右端が写真には入っていないが、左が阿弥陀仏、中央に釈迦牟尼仏、右に薬師仏。
玉仏寺
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玉仏寺の創建は清王朝の終わりの頃。
インドから帰国した法師が途中ミャンマーで入手したヒスイでできた仏像を祀るために建てた。
玉仏寺
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現在、その仏像は玉仏楼にて安置されており、寺の秘宝となっている。
仏像の写真は撮影禁止になっていて、ありません。
玉仏寺
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スイセンだろうか、屋根瓦の上につぼみを沢山つけた植木鉢が置かれていた。
市内の風景
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市内の風景。
中国レストラン。
蚤の市
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夜、散策のため市内に出てみると、蚤の市と言うか、ガラクタ市と言うか、夜店がありました。
ホテル
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宿泊したホテルの風景。
リニアモーターカー
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さてこれはリニアモーターカー。
上海浦東国際空港から上海市内へ行くのにリニアモーターカーが開通している。
リニアモーターカー
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上海トランスラピッドと呼ばれる列車の最高速度はなんと430k!!
空港から地下鉄竜陽路駅までを7分ちょっとで行ってしまう。
車窓からの風景もかなりの迫力が有った。
上海駅
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再び上海駅。
出発前のプラットホームの風景。
上海駅