これから鳳凰古城へ向かいます。
途中、車窓からの吉首駅の風景。
吉首駅は中国国鉄の焦柳線の駅。

風情のある古い街並みが残る古鎮。
ここは湖南省の古鎮の中でも特に美しい古鎮、鳳凰古城。

ここは鳳凰古城入口の文化広場。
村の名前にもなっている鳳凰像が建つ。

観光地として中国国内でも人気で、周囲にはレストランや中国式の旅館などが多く立ち並んでいた。

文化広場に面して建つ阜城門城楼。
ここをくぐり鳳凰古城へと進みます。

文化広場の風景。
生け花を売る女の子。

文化広場で見かけた少数民族の伝統衣装をまとった女性。

こちらは別の女性。
民族衣装は観光客用の貸衣装の様だ。

入り口近くのこの辺りは、まだ新しい。
鳳凰古城は張家界から南西へ１６０ｋほどの位置にある。

石の壁沿いに立てかけてあった案内板。

大きな通りの両側には観光客向けの土産物屋が並んでいる。

お店の軒先に吊るされている物は、ブタの顔の燻製。
筆者は豚足やミミガーなど好物なのだが、そうでない人はこの吊るされた顔は苦手だろう。

大きな通りの突き当りに有った鳳凰古城のモニュメント。

先ほどのモニュメントの裏側。
この辺りから少しずつ古い建物が増えて来た。

石畳の小路が続く古い通り。

通りを突き当たると川に出た。
岸辺には沢山の観光客が出ていた。

この川は沱江。
下流にて沅江に合流する。

人々が沱江を渡っているのは飛び石を並べた橋の上。

この飛び石の橋は跳橋とも呼ばれていて、鳳凰古城の風景として定着している。

筆者も飛び石の橋を渡ってみました。
すれ違うのが大変。
川に落ちない様に！

沱江下りの小舟。
筆者も後で乗ります。

対岸からの風景。
お城の様な建物は北門城楼。

沱江の川沿いにひしめき合う様に建つのは吊脚楼と呼ばれる建物。

飛び石の橋で記念撮影する民族衣装をまとったカップル。

民族衣装をまとった若いお嬢さん。

北門城楼から川に沿って堤防の様に城壁が続く。
この後城壁を歩きます。

一旦川岸を離れて北門城楼へ。
商店街から見た北門城楼。

北門城楼。
この石段から城壁に上る。

城壁の上から見た北門城楼。

城壁の上からの風景。
戦国時代、城塞都市として栄えた鳳凰古城。
その当時の風景がそのまま残っている。

城壁の上を東門城楼の方向へ歩いていきます。

城壁に沿って沢山のお店が開いていた。

昔からの落ち着いたたたずまいをそのまま残す古鎮、鳳凰古城。

独特の張り出した、うだつが目につく。
うだつを付けた家はお金持ちの証拠となり、沢山の家々がうだつを付けている。

東門城楼の風景。

東門城楼の壁にあった石版。

沱江に戻り、船着き場へ。
これから小船に乗って沱江下りです。

川に迫り出す様に建物を建て、支えるのは粗大な丸太の杭。
沱江川沿いに建つ、この独特の建築物は吊脚楼と呼ばれる。

鳳凰古城の代表的建造物、虹橋と呼ばれる屋根付き橋。
下をくぐります。

壁も黒く、屋根も黒瓦葺きの家々。

交通手段には昔から舟が使われていた。
川辺には大小いくつもの舟着き場が作られている。

ここも沱江舟下りの舟着き場の一つ。
沱江舟下りは色々な所から出ていた。

高い塔は万名塔。
左は万寿宮。
沱江の氾濫を治める祈願の塔。

船頭さんは舟唄を聞かせながら舟をこぐ。

保存状態が非常によく、昔の街並みが現在に残る鳳凰古城。

山紫水明：日に映えて山は紫に見え、澄んだ川の水は清らかに流れ、いかに美しい山水の景色。
正に山紫水明とはこの風景。

舟下りを楽しんだ後は虹橋を渡ってみた。
屋根付き橋、虹橋の入り口風景。

虹橋は二階建てになっていて、一階は宝石や貴金属の店が入っていた。

虹橋の二階はお茶屋になっていて、お茶を飲みながら虹橋からの鳳凰古城風景を楽しめる。

虹橋からの風景。
万名塔の方向。

虹橋からの風景。
沱江上流の方向。

虹橋からの風景。
先ほど渡った飛び石の橋、跳橋が見える。

虹橋からの風景。
吊脚楼が良く見える。
バランスよく建っているものだ。
現在、吊脚楼は食堂や民宿となっている。

虹橋のテラスに座る筆者近影。

虹橋からの風景。
鳳凰古城は山々に取り囲まれた、山と川が織り成す景観を持つ。

小舟を漕ぐ地元の女性。
道を行くより舟の方が便利。

虹橋からの風景を楽しんだ後は鳳凰古城の中を散策。

物売りの人たち。
ここに暮らす人々は、芙蓉鎮と同じ少数民族の土家族（トゥチャ族）が多い。

椅子やベッドの上に民芸品を並べて、これでも一つのお店。

客桟とあります。
これは旅館の事で、鳳凰古城の中には小さな風情のある宿屋がいくつもあった。
できるならホテルではなくて、この様な宿に泊まってみたかったものだ。

鳳凰古城散策途中の風景。

鳳凰古城では小川がいくつも流れていて、この様なアーチの橋が架けられていた。

沱江の川岸に出ました。
沱江沿いの鳳凰古城風景。

沱江川岸からの風景。
舟下りの舟と万名塔。

沱江川岸から吊脚楼の風景。
川岸だけでなく、平地が少ない山間部に暮らす人々はこの様な独特の建築様式を生み出した。

沱江川岸から虹橋の風景。

歩道沿いの露店。

お土産屋が並ぶ通り。

酒屋の風景。
奥ではハダカで酒をあおるオッチャンが。

こちらはお土産用の酒屋。

軒先が反り返った、独特のうだつが続く白壁のお店。

そろそろ帰り道。
ここにもモニュメントがあった。

出口のゲート。

文化広場の大きな建物。

沱江の上流、鳳凰大橋からの風景。
堰がありプールの様になっている所があり、市民が水遊びに来ていた。

鳳凰古城の夜は夜景がきれいだと言う事で、夕食後に散策に来ました。

ライトアップされた虹橋。

沱江川べりの通りの夜景。

それぞれの建物もネオンサインなどで装飾している。

町全体で夜景の美しさを観光にと、取り組んでいる。

沱江の流れにも映す、鳳凰古城の夜景。