中華人民共和国(月牙泉)
鳴沙山
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敦煌市内から南へ5k程行くと、巨大な砂の山が見えて来た。
鳴沙山と呼ばれる砂丘。
入り口広場のモニュメントの風景。
鳴沙山
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広場に建っていた楼閣の欄間看板。
かつては神沙山と呼ばれた鳴沙山、「晴れた日に風が吹いて砂が流れると、管弦や兵馬が打ち鳴らす太鼓や銅鑼の音のように聞こえる」事から鳴沙山となった。
鳴沙山
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鳴沙山は一つの砂丘を指すのでは無く、この一帯にある東西40k、南北20kに広がる砂の峰々の事を呼ぶ。
人々の足元に着けているオレンジ色の物は、靴に砂が入らない様にレンタルされている砂よけカバー。
蛍光色なので遠くからも目立つ。
鳴沙山
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砂山に登る人達。
足元は砂なのでもろく、体重を掛けると沈み、ずり下がる。
歩いた歩数の割には前には進めない。
鳴沙山
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観光用ラクダ。
シルクロードの砂漠を行く、ラクダの隊商の雰囲気を味わえる。
月牙泉
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鳴沙山の砂丘を奥に行くと、西の方角に周囲を砂山に囲まれた盆地が見える。
そこには泉が湧いていて、池ができている。
月牙泉(げっがせん)と呼ぶ。
月牙泉
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時には高く、時には低く波打つ砂の海、と称される鳴沙山。
鳴沙山に湧くオアシスは三日月、中国語で月牙、の形をしているので月牙泉と呼ばれる様になった。
月牙泉
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月牙泉の泉の上には月泉閣と言う仏教寺院を模した建物が建つ。
月牙泉
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波紋一つ無い静かな湖面は、鏡の様に月泉閣を映し込んでいる。
月牙泉は古く、漢王朝時代から枯れた事が無いとの事。
月牙泉
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月牙泉の西側から東の方角の風景。
鳴沙山を背景に、アクセントを与えている月泉閣と月牙泉の風景は中国らしく、敦煌観光の代表的な風景。
月牙泉
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砂がかぶった月泉閣の風景。
この建物自体は古くなく、近年復元されたもの。
鳴沙山
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どこまでも続く鳴沙山の砂山。
筆者は砂山を歩くのには裸足になりました。
鳴沙山観光では、日中は砂が熱くて登れないので夕刻の観光となる。
それでも砂は結構熱かった。
月牙泉
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説明板に月泉古柳とある。
説明に依ると、こりやなぎと言う柳の種で、1892年に植えられ、120年以上もこの地に生きている。
一世紀以上の動乱の中、鳴沙山と月牙泉の歴史の移り変わりを見てきた。
年老いた今、外側の木部は生きているが、内側の髄は衰えてしまっている。
月牙泉
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月泉閣に建つ八角形の楼閣は鳴月閣。
月牙泉
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月泉閣の前から月牙泉の風景。
月牙泉の水源は地下水。
近年、近郊の敦煌の市内で地下水を使い過ぎ、月牙泉の水位が下がって来た。
月牙泉
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月泉閣へは立ち入る事ができる。
月牙泉
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鳴月閣の上に人影が見える。
この楼閣にも登る事ができる様だ。
鳴沙山
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月牙泉東側の鳴沙山の風景。
上からは滑り降りる事もでき、山の下では砂ソリ用のボードを貸し出していた。
鳴沙山
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山の頂にスームイン。
筆者自慢の光学50倍のバカチョン・カメラ。
手振れもしないし、ヘロヘロになりながら頂上征服の人達を写せました。
鳴沙山