デンマーク王国
コペンハーゲン市内風景
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デンマークの首都、コペンハーゲンの市内風景をツーリストバスの車窓から。
市庁舎広場
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コペンハーゲン市庁舎が立つ広場。中央駅からも直ぐ。なお、一部の写真とビデオは1984年のもので画質が悪く、写真もビデオ動画から作成したものです。
クリスチャンスボー城
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市庁舎から東へ行くと広々とした敷地のクリスチャンスボー城がある。最初は城塞として建てられたが、火災などで5度も再建され、建築様式も3つも混在している。王宮としても使用されていたが、火災の後に後述のアマリエンボー宮殿に移った。
クリスチャンスボー城
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隣接して王立図書館があり、その間には美しい庭園がある。様々な花が咲き、中庭には噴水の泉が配置され、中世の建物と相まって見事な景色を見せてくれる。
国会議事堂
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クリスチャンスボー城は国会議事堂としても使われている。
写真は国会議事堂の正面玄関。
四痛の彫刻
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国会議事堂の正面玄関の上部には4体の彫刻がある。名付けて四痛の彫刻。左端から耳痛の人、頭痛の人、右に行って胃痛の人、写真にはありませんが、最も右には歯痛の人。それぞれの痛みを嘆いている姿。
旧証券取引所
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王立図書館の向かいには、ユニコーンの角の様な、渦巻き屋根の尖塔が独特の旧証券取引所がある。この塔の渦巻き、龍が絡まっている姿だそうです。
ニューハウン
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旧証券取引所から川に沿って北東へ。
新しい港と言う意味のニューハウン地区がある。
細長い運河の様な小さな港は長さ400m程度。
ニューハウン
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クラシックな木のヨットが似合う、ニューハウン風景。
両岸にはカラフルな色合いの建物が並ぶ。
ニューハウン
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船乗りたちの街、ニューハウン。
かつて、航海にでる荒くれ者の船乗りたちが騒いでいた、飲み屋の集まる繁華街。
アンデルセン
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デンマークが生んだ世界的な童話作家アンデルセン。
かれはこの町を好み、住んでいた。
その家が残っていて、その壁に名前のプレートが付けられていた
ニューハウン
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現在のニューハウンは、カラフルな建物が並び、おしゃれなショップやカフェ・レストランが連なる観光スポット。
ニューハウン
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まだ朝もやが残る朝のニューハウンも良い雰囲気。
両岸には人の姿はまばらで、散歩をする地元の方を見かけるくらい。
昼や夜のにぎやかな風景とは違った静かな風景。
ニューハウン
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ニューハウン運河の、沢山の帆船がつながれている港町風情の景観。
ニューハウン
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コペンハーゲンの代表的なスポットであり、多くの観光客が訪れる有名なウォーター・フロントでもあるニューハウン。
天気の良い日は岸辺のオープンテラスは大人気で、ビールを飲み食事をする人々でにぎわっている。
アメリエハウン公園
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ニューハウンから海沿いに北へ。
噴水が噴き上げるアメリエハウン公園に着く。
アマリエンボー宮殿
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アメリエハウン公園の直ぐ西にデンマーク女王が住むデンマーク王宮、アマリエンボー宮殿が建つ。
アマリエンボー宮殿
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宮殿の中央には広場があり、そこに宮殿を造ったフレデリク5世の騎馬像が立つ。
広場を中心に4つの宮殿が取り囲む。
衛兵の交替式
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ここでは衛兵の交替式がある。
衛兵達はみんな大きな帽子をかぶっているが、それは熊の毛皮で作ったもの。
衛兵の交替式
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女王様が滞在の時、正午に交替式の行進が始まる。
私が宮殿に行ったのが10時くらいだったが、衛兵達が行進をしていた。
衛兵の交替式
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音楽隊の演奏もなかったので、正式な交替式ではないのだろう。
アマリエンボー宮殿
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元々の王宮は前述のクリスチャンスボー城だったが、火災にあったため、ここに移ってきた。
アマリエンボー宮殿
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アマリエンボー宮殿は王宮になる前は貴族の館だった。
フレデリクス教会
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アマリエンボー宮殿を通り抜け、西へ行くと青いドームの屋根の教会が見える。
大理石造りの荘厳な教会。
フレデリクス教会
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海に面したアメリエハウン公園からも、アマリエンボー宮殿のフレデリク5世騎馬像越しにドームが見える。
フレデリクス教会
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教会内の聖堂の風景。
ちょうどミサの最中でした。
ローゼンボー城
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フレデリクス教会からさらに西へ。広々としたローゼンボー公園があり、その西側にレンガ色に青い屋根のローゼンボー城は建つ。国王の邸宅として建てられた王宮でもある。
コペンハーゲン国立美術館
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ローゼンボー城の北側に建つ国立美術館。
その入り口の風景。
ゲフィオンの泉
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海の方へ戻り、アマリエンボー宮殿から海岸沿いに北へ行く。
ゲフィオンの泉と呼ばれる、北欧神話の像と噴水の池がある。
写真はゲフィオンの泉と聖アルバニ教会。
ゲフィオンの泉
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残念ながらこの日は水は噴出してはいなかった。
おかげで底の石積みがあらわに。
ゲフィオンの泉
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ゲフィオンとは北欧神話に登場する女神で、迫力のある彫刻はゲフィオンが4頭の猛牛の手綱を捌き、土地を耕している姿。
ゲフィオンの泉
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1984年のビデオ動画と静止画です。
この時は迫力ある噴水が見れました。
聖アルバニ教会
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要塞カステレットの堀に架かる橋のたもとから、
フレゼリク9世像
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ゲフィオンの泉から堀に架かる橋を渡ると、デンマーク王フレゼリク9世の像が立っていた。
マリー王女
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フレゼリク9世の像が立つあたりから、人魚姫の像のある海岸まで遊歩道が続き、のんびり散策ができる。
その途中にあったにマリー王女の像。
背景はゲフィオンの泉と聖アルバニ教会。
ランゲリーニエ遊歩道
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遊歩道はランゲリーニエ遊歩道と呼ばれ、美しい花壇が配置されていた。
塔は天使の像。
人魚姫の像
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コペンハーゲンと言えば人魚姫の像。
その割にはブリュッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオンと並び「世界三大がっかり」にノミネートされているらしい。
海と岩がかわいい像にマッチしているので、写真の被写体には良いと思うが。
人魚姫の像
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付近にはオスロヘ向かう大型フェリーや停泊するヨットが並ぶ。>像の背景に海から見物する観光船や近代的な建物、工場の煙突などがあるため、写真を撮るには余計なものが入らない様に工夫がいる。
人魚姫の像
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アンデルセン童話の人魚姫を題材にしているとの事だが、それにしても小さい。
子供と同じくらい。
人魚姫の像
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波打ち際に像が立っているため、波が来ると足が濡れる。満ち潮になると近づけない。
ここからのビデオは、しばらくの間1984年の物です。
運河
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中央駅から東にある救世主教会へと向かう。
ここは橋を渡った所にあるStadsgraven運河。
運河沿いに遊歩道があり、のんびり散策ができた。
救世主教会
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コペンハーゲン市内のいたる所から救世主教会の塔が見れる。
それほど高く、また特異な形のらせん階段が遠くからも見て取れるから。
救世主教会
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深緑に金の縁取りと言う独特の色彩とらせん状の階段がとてもユニークな救世主教会の塔。
救世主教会聖堂内
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聖堂内は白を基調とするシンプルな造り。
大きくクラシックなパイプオルガンが置かれていた。
救世主教会からの風景
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多くの教会では塔に上る階段や梯子は室内にあるが、ここは屋外にある。
その特徴的ならせん階段を上がって塔へ登る。
救世主教会からの風景
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階段は段数が多く、急な上に狭い。下りてくる人と交差するのが大変。やっとの思いで展望スペースがある所まで来た。そこから眺めたコペンハーゲン市内の風景は素晴らしいの一言。
救世主教会からの風景
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市内360度のパノラマが楽しめる救世主教会の塔からの風景。
朝靄の市内風景
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朝の観光は靄の中。
これは市の中心地に建つ市庁舎と、その時計塔。
ストロイエ
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市庁舎前広場から東へと続く繁華街ストロイエ。色々なショップやレストランが店を出していて、人々が行き交い、とても賑やかな通り。写真左のレンガ色の建物はデンマークが誇る陶磁器、ロイヤルコペンハーゲンの店。
チボリ公園
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コペンハーゲンの歴史ある遊園地、チボリ公園。
開園が1843年と言うからとても古くにできた。
クラシックな門構えの入り口ゲート。
チボリ公園
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名高いテーマパークとしては小ぶりで、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオに比べるまでもないが、中央駅の前にあり人気は高い。
チボリ公園
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年中オープンしているわけではなく、夏季とクリスマス・シーズンだけの営業。
筆者は1984年しか入園していないので、動画は当時の古いビデオです。
チボリ公園夜景
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チボリ公園の夜は、イルミネーションがきれいだ。
入り口ではTIVOLIの文字や花火がはじける様をネオンで表現している。
市内夜景
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チボリ公園や市庁舎・時計塔など日が落ちるとライトアップされ、コペンハーゲンの美しい夜景を楽しめる。
市庁舎夜景
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ライトアップされた市庁舎の夜景。
コペンハーゲン中央駅
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コペンハーゲン観光の玄関口、中央駅。
北側道路からの風景。
コペンハーゲン中央駅
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重厚なレンガ造りのコペンハーゲン中央駅。
北側中央出入り口。
中央駅夜景
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コペンハーゲン中央の夜景。
石造りの建物がライトアップされ、幻想的に夜空に浮かぶ。
コペンハーゲン中央駅
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多くの人が行き交う、レンガ造りが美しい、駅コンコースの風景。
コペンハーゲン中央駅
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コペンハーゲン近郊の路線図。
中央駅プラットホーム
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クロンボー城のあるヘルシンゲルへ向かうため、これから列車に乗ります。
中央駅プラットホームの風景。
ヘルシンゲル行き
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クロンボー城へはコペンハーゲンから近郊電車で50分位のヘルシンゲル駅が最寄り。
列車の車窓からの風景。
ヘルシンゲル駅
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終着駅へ到着。
行き止まりのヘルシンゲル駅プラットホーム風景。
ヘルシンゲル駅
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ヘルシンゲル駅の駅舎風景。
この駅はスウェーデンへのフェリー乗り場とも直結していて人の出入りは多い。
ヘルシンゲルの街
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海岸線沿いにクロンボー城へと北に向かう。
途中で撮った港町ヘルシンゲルの風景。
左の教会は聖オーライ教会、右は聖アンナ教会。
聖オーライ教会
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望遠レンズで聖オーライ教会を。
13世紀頃に建てられた教会で、高い時計塔は、高い建物が少なく小さいこの街では遠くからでも見つける事ができる。
クロンボー城
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クロンボー城へ到着。
岬の突端に建てられている。
まずは全景を撮る。
手前の車がジャマでした。
クロンボー城
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クロンボー城西側に広がるお堀。
この城はシェイクスピアの悲劇「ハムレット」に出てくるエルシノア城のモデルとなっている。
クロンボー城
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橋が架かっている手前の場所はワーテンバーグ・ラベリンと言われる小島状の砦。
橋の先、正面は城の外側砦、西口ゲートのクラウンワーク・ゲート。
クロンボー城
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お城は二重の堀に囲まれている。
ゲートをくぐり、内堀を左周りに北へ進む。
城内への入り口が見えてきた。
右手前の塔はキングス・タワー。
クロンボー城
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正面の入り口は北側の砦、ダークゲート・ラベリン。後ろはバルト海。とても狭い海峡で知られる、スウェーデンとの国境をなすエーレスンド海峡がある。温暖化の影響が無かった中世の頃は冬、海が凍って歩いて渡れたとの事。
クロンボー城
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城内へ入る。
ここはキャッスル・コートヤードと呼ばれる周囲を建物で囲まれた中庭。
噴水を中心に正四角形に建物が建っている。
クロンボー城
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一際高く建つ塔楼はトランペッター・タワー。
塔の上からラッパで合図を送った。
クロンボー城
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中央の噴水と入城門。
元々は13世紀頃、海峡を通行する船から税金を取るための城塞として築かれた。
ユネスコ世界文化遺産に登録されている。
クロンボー城
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お城の外周は堤防になっていて、帰りはぐるっと一周した。東側からの風景。右手前の塔はカッケルボルグ・ピジョンタワー(鳩塔)。左端の四角いのはテレグラフ・タワー。
聖アンナ教会
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帰りは街中を通って駅まで。
写真は福音ルーテル聖アンナ教会。
聖オーライ教会
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聖オーライ教会の時計塔。
前述の写真は遠目の写真だったが、帰りは実際に立ち寄りました。
ビールジョッキ
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街中のお土産屋をウインドショッピング。
ここは陶器でできたビールジョッキの店。
ヘルシンゲルには古い地ビール工場もある。
ローカル鉄道
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ヘルシンゲル駅から、さらに地方へ続くローカル線が走る。
駅近くの線路は路面電車に近かった。
ヘルシンゲル駅
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ヘルシンゲルの街からフレデリクスボー城の拠点、ヒレロズへ向かう。
この路線もかなりのローカル線。
ヒレロズ駅
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ヒレロズ駅に到着です。
ヘルシンゲルとヒレロズ間は非電化のディーゼル列車で30分。
ヒレロズ駅
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駅名標の前に立つ筆者。
ヒレロズ駅
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屋根も無く、周りに高い建物も無いヒレロズ駅のプラットホームは、非常に広々と開放的に感じる。
列車の前にDSBとあるのはデンマーク国鉄の事。
ヒレロズ駅
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コペンハーゲン行きなどの幹線は電化されていて、コペンハーゲンまではモダンな電車で40分。
フレデリクスボー城
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古城には森と湖がよく似合う。
湖に浮かぶ様に建つフレデリクスボー城。
湖の対岸からロングで撮影。
フレデリクスボー城
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同じ場所からズームで撮影。
ヒレロズ駅から西へ歩くと湖畔にでる。
フレデリクスボー城
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水鳥たちが羽を休める湖はパラス湖。
フレデリクスボー城
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デンマークで最も美しい城と言われている、とても人気のあるフレデリクスボー城。
確かに湖越しに見るお城の風景は、いつまで見ていてもあきない。
フレデリクスボー城
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駅から1k程、湖畔を西へと歩くと城内に至る小島への橋にたどり着く。
ここから城内へと入っていきます。
フレデリクスボー城
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橋を渡るとTownGateと呼ばれる石造りのゲートがありました。
フレデリクスボー城
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TownGateをくぐり、北東へ。第一の小島にはレンガ造りの建物が。これらは元厩舎。左の長屋は王室厩舎、右の長屋は軍隊の軽騎馬厩舎で観光客用のトイレがあった。右手前の建物はヘルルフ・トロルの塔。真っ直ぐな通りであるStaldgadenの先にはGateHouseと呼ばれる門楼がそびえる。
フレデリクスボー城
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第一の小島から第二の小島へ渡る橋からの西側風景。
丸い形の塔はフレゼリク2世の丸塔。
右端の建物は城主の宿舎。
フレデリクスボー城
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橋の上から反対側、東側の風景。
丸い塔は同じく、フレゼリク2世の丸塔。
つまり東西に双子の塔として建っている。
フレデリクスボー城
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第二の小島へ渡る橋は写真の様にS字にくねっている。
中央の大きな門は門楼、GateHouse。
右は裁判所や官僚の建物。
フレデリクスボー城
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木々と水と赤レンガがマッチしていて、美しい景観だ。
フレデリクスボー城
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門楼から来た道を振り返った風景。
左からS字橋、クリスチャン6世門、王室厩舎、フレゼリク2世の丸塔。
フレデリクスボー城
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門楼をくぐると第二の小島。
目の前に豪快にて華麗な噴水が広々とした広場の中央に設置されていた。
フレデリクスボー城
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第二の小島の向こうに第三の小島、すなわち本島で、そこにフレデリクスボー城が建つ。
フレデリクスボー城
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噴水はネプチューンの噴水と呼ばれ、ブロンズでできている。
フレデリクスボー城
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ネプチューンの噴水は中央に海の神ネプチューン、周りにローマ神話の神々が置かれている。
フレデリクスボー城
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第二の小島の広場から第三の小島への渡る橋と王宮の西側、教会区域の風景。
フレデリクスボー城
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王宮の角に建つ見張り塔。
フレデリクスボー城
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橋を渡り、最北部の王宮へ。
中庭を囲む様に、中央には王室区域、左側に教会区域、右側に王妃区域の建物が建つ。
フレデリクスボー城
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西側、教会区域に建つ教会の時計塔。
フレデリクスボー城
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王宮中庭から入ってきた南側の風景。
入口の門。
案内ではテラス・ビル(TerraceBuilding)となっていた。
フレデリクスボー城
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帰り道、第二の小島からの橋の上。
南側の風景、ネプチューンの噴水の向こうに尖塔を持つ門楼。
フレデリクスボー城
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第一の小島も通り、元の湖畔に戻りました。
湖畔には遊歩道が整備されている。
お城の風景や湖面を泳ぐ水鳥を見ながら、湖畔を半周する遊歩道を歩くのも、ここでの楽しみ方の一つ。
フレデリクスボー城
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湖畔の遊歩道からのフレデリクスボー城風景。
フレデリクスボー城は最初フレデリク2世が16世紀頃に建てた。
その後、クリスチャン4世によって多くの部分が改築されクリスチャン4世の居城となる。
フレデリクスボー城
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湖畔の遊歩道からのフレデリクスボー城風景。王宮だったフレデリクスボー城だが、1859年に火災にあい、国の居城としての役目は終わる。その後再建され、現在は国立歴史博物館として一般公開されている。
フレゼリク2世