グァテマラ共和国(キリグア)
イサベル湖
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キリグアの遺跡へ向かいます。
ここは途中に立ち寄ったリオ・ドルセの町。
ここにはきれいな湖、スペイン女王イサベル2世の名前が付いたイサベル湖がある。
イサベル湖
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イサベル湖はリゾート地となっていて、ヨット・ハーバーや水上コテージが沢山あった。
湖はリオ・ドルセ川に流れ出て、川はやがてカリブ海へと続く。
川に掛かるリオ・ドルセ橋からの風景。
キリグア
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キリグアの遺跡へ到着。
遺跡への入り口にあった看板。
グァテマラではティカルがマヤ遺跡では名高いが、もう一つのキリグアも良く知られる。
キリグア
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広々とした芝生に覆われた広場はグラン・プラザと呼ばれる中央広場。
青々としたグラン・プラザに点在する石碑と祭壇の風景。
ステラ
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グラン・プラザに建つ石碑、ステラ。
彫刻がはっきり残っていて、保存状態は良い。
裏にはマヤ文字で古代マヤ暦が書かれている。
2012年12月21日までしか書かれていなかった事で、2012年末に世界が終わると言う人類滅亡説が出た。
ステラ
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ステラの上部に残された王の彫刻。
キリグアを繁栄させ、ホンジュラスの古代マヤ都市、コパンを倒したカック・ティリウ王と言われる。
石碑と祭壇
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ここには神殿ピラミッドは残っていない。
マヤ文字が残る石碑と祭壇が見所で野外に展示されている、いわば箱根彫刻の森美術館の様な彫刻庭園の趣がある。
獣形神
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この巨石は獣形神と呼ばれる、石を彫刻して制作された石彫。
現在の解釈ではワニやカメ、ヘビ、ジャガーなどが彫刻されているとされる。
獣形神
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彫刻されたこれらの獣は神の姿を描いており、マヤ文字が全体に刻まれている。
雨や日光による浸食を防ぎ保存するため、藁葺きの屋根をかぶせている。
キリグア
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キリグアの遺跡はそれ程大きくはない。
むしろ小規模な遺跡だが、巨大で見事なステラ(石碑)とアルター(祭壇)が保存の良い状態で残り、貴重な文化遺産として世界遺産「キリグアの遺跡公園と遺跡群」に登録されている。
アクロポリス
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王の宮殿跡と考えられているアクロポリス。
儀式が行われ、階段状の観客席もあり競技も行われていた。
キリグア
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ホンジュラスのコパンとは国境を挟み50kの位置にある。
古代マヤ都市、キリグアに王朝が誕生したのは5世紀ごろと言われる。
当時コパンは大王国で、キリグアはコパンに従う地位にしかなかった。
キリグア
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前述したカック・ティリウ王の時代、交易に重要だった川の利権を争ってキリグアは反乱を起こし、コパンを滅ぼした。
これらの歴史は保存状態の良かった碑文などが多く残っていたため、現在に伝わっている。
そのキリグアもコパンを滅ぼした後100年足らずで滅亡した。