イラン・イスラム共和国(テヘラン)
アーザーディー・タワー
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イラン・イスラム共和国の旅は首都テヘランから。
この塔はアーザーディー・タワー。
テヘラン空港から市内に入る所に広いアーザーディー広場があり、その中央に建つテヘランのシンボル的な建物。
イラン国立博物館
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この建物はイラン国立博物館。
アケメネス朝時代の遺物、特に古代ペルシアの都市遺跡ペルセポリスの出土品やササン朝ペルシア時代の遺物を中心に展示している。
イラン国立博物館
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イラン国立博物館の入り口ゲートの風景。
レンガ造りで建てられている。
イラン国立博物館
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ペルセポリスからの出土品、古代ペルシアの都市ペルセポリスの王、ダレイオス大王の謁見図。
左は玉座に鎮座するダレイオス大王、右が謁見する諸外国の使者。
イラン国立博物館
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ここは展示品の個数や種類の多さ、保存状態の良さが有名で、イランの歴史を知るには重宝する博物館だ。
イラン国立博物館
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今に残るペルセポリスの出土品は、アレキサンダー大王によるペルセポリス侵略時に略奪を免れた貴重な遺物の品々。
イラン国立博物館
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ペルセポリスからの出土品以外にも、古くは先史時代からのイラン国内の遺物を展示している。
イラン国立博物館
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国立博物館で出会った、見学に訪れていた女子学生達。
テヘラン市内
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博物館前の噴水のある広場の風景。
テヘランはイランの首都であり、イラン最大の都市。
アルボルズ山脈
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テヘランの少し郊外へ出かけます。
途中、車窓からアルボルズ山脈系の雪山が見えた。
エルブルズ山脈とも呼ばれ、最も高い山は5,671m。
アルボルズ山脈
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アルボルズ山脈はイラン北部を東西に約1,000k走り、北のカスピ海とイランとの間にある山脈。
山脈の北側はカスピ海からの水分により雨量が多いが、南のテヘラン辺りは山脈が衝立になって雨量は少ない。
シャフレ・レイ
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テヘランの郊外へやって来ました。
ここはシャフレ・レイの町。
テヘランから南東へ20kほどにある。
シャフレ・レイ
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町中を散策。
チョット変わったものが街角に置かれていた。
これは亡くなった方を弔い、告知するもの。
亡くなった方の写真が置かれ、電飾で飾られている。
シャフレ・レイ
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イランで主食として食べられているナン。
専門店で焼きたてのナンを食べたが、素朴ながらとても美味しかった。
シャフレ・レイ
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野菜や果物のお店。
800年ほど前、レイがこの辺りの中心の町で、テヘランは小さな村だった。
シャフレ・レイ
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町中を散策。
ここはカバブーのお店。
羊や鶏の串焼きだ。
シャフレ・レイ
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カバブーは肉以外にもトマトなどの野菜の串焼きもある。
美味しそうな、お肉の焼ける香ばしい匂いが、もうもうとした煙と共に立ち込めていた。
タッペイエ・ミールの丘
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シャフレ・レイの町の近く、小高い丘はタッペイエ・ミールの丘。
ここには拝火教の神殿遺跡が残る。
古代のレイの町は拝火教、つまりはゾロアスター教の聖地であった。
拝火教神殿遺跡
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ミールの丘には、朽ち果ててはいるものの、拝火神殿アテシュガーの遺跡が残る。
レイの拝火神殿はまたの名をバハラーム拝火神殿と呼ぶ。
ササン朝ペルシアの君主、バハラームがゾロアスター教を信仰していた事から。
拝火教神殿遺跡
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拝火教は古代ペルシアを起源とする。
レイ以外にも拝火教神殿の遺跡は数多く残る。
レイでは2つのアーチの遺構が残っているだけ。
拝火教神殿遺跡
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アーチの遺構の下にあった狭い通路。
レイの町はモンゴル帝国に侵略され、建物や寺院はことごとく破壊された。
町の人々は近郊のテヘラン村へ逃げ込み、テヘランの都市が発達して行った。
アリーの泉
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レイの町の近く、チェシュメイエ・アリーの丘がある。
ここは丘の麓、アリーの泉。
後の岩山の上には、かなり朽ちてはいるが、紀元前7世紀頃のメディア王国の城壁跡が残る。
アリーの泉