イラン・イスラム共和国(マシュハド)
マシュハド
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ここはマシュハドの街。
イランの北東部、テヘランの東、750kに位置する、イラン第二の大きな街。
夜の街並みを車窓からの風景で。
今回マシュハド観光は夜だけでした。
マシュハド
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マシュハドはトルクメニスタンとの国境に近く、筆者がここを訪れたのもトルクメニスタンのサラフスから陸路国境越えしてたどり着きました。
トルクメニスタンの世界遺産、メルブ遺跡のあるマリからは直線距離で南西へ280kほど。
マシュハド
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街の商店街、とてもにぎわっているアーケードの風景。
マシュハドはイスラム教シーア派の信者の聖地として知られ、とても重要な都市。
イラン国内だけではなく、海外のシーア派の信者、シーア派は少数派だが、それでもたくさんの信者にとって巡礼地となっている。
アリー・リダー廟
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イマーム・アリー・リダー廟の夜景。
イマームとはイスラム教の最高指導者の事で、アリー・リダーはシーア派のイマームの第8代目に当たる。
アリー・リダー廟
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イマーム・アリー・リダー廟はイスラム教徒にとっての聖地であり、異教徒は中には入れない。
今回の観光は外観だけ。
アリー・リダー廟
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アリー・リダーが最高指導者だった当時のイランはアッバース朝下であり、アリー・リダーとは敵対していた。
アリー・リダーは、まだ小さな村だった、当時のマシュハドにて亡くなる。
アリー・リダー廟
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シーア派はアリー・リダーがアッバース朝に謀殺されたと考え、彼を殉教者とし、聖人に祭り上げた。
亡骸をこの地に葬り、霊廟を建てた。
ゴハルシャード・モスク
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このモスクはゴハルシャード・モスク。
イマーム・アリー・リダー廟の敷地内に建つ。
青緑のドームが特徴的な、ティムール朝時代の歴史的建造物。
ゴハルシャード・モスク
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マシュハドの地名はリダーの殉教地と言う意味のマシュハデ・レザーから来ている。
マシュハドはアフシャール朝時代には首都として栄え、イマーム・アリー・リダー廟も増築された。
現在では聖人の御霊を祀る聖廟都市として、多くの巡礼者が訪れる、イランでもテヘランに次ぐ大都市となっている。
アリー・リダー廟
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イスラム教には二大宗派があり、スンニ派とシーア派が知られる。
シーア派は二番目の宗派で、イスラム教徒全体の2割ほどの信者がいる。
シーア派が多い国ではイラン、イラク、レバノン、アゼルバイジャンなどがあり、イランでは9割はシーア派で、イランの国教ともなっている。