アイルランド共和国
ダブリン城
1/56
ヨーロッパでも有数の大都市、アイルランドの首都ダブリン。かつてイギリス支配のシンボルとしてダブリン城は建てられた。門の上には「正義の女神」の像が立つ。正義を意味しているのが手に持った天秤で、釣り合う事で表現しているとの事。
ダブリン城
2/56
現在ではダブリン城は観光の建造物としてだけではなく、アイルランドでの国際会議場や様々な式典、行事の会場としても使われている。
ダブリン城
3/56
式典会場としても使われているため、内装はすばらしく美しかった。
ダブリン城
4/56
ダブリン城の地図
聖パトリック大聖堂
5/56
アイルランドやアメリカ、オーストラリアでキリスト教を布教した聖人パトリックの名前を持つ教会。
聖パトリック大聖堂の名称の教会は布教先にいくつか存在する。
聖パトリック大聖堂
6/56
ダブリンの市内観光には欠かせない、荘厳な大きな教会で、ステンドグラスも美しかった。
タラの丘
7/56
かつての王の名を継承する、ケルトの人々の聖地「タラの丘」。
アイルランド人の心のふるさとになっている。
ここはタラの丘近くにある教会。
霧雨にけむる一コマ。
ニューグレンジ
8/56
世界文化遺産に指定されている、ボイン川渓谷に古代に作られた巨大な古墳。内部の墓室は石板で極めて精巧に組み合わされており、数千年経った現在まで全く雨水がしみていない。いにしえの古代人の測量技術、土木技術には、最新の現代技術と比べても驚嘆するばかり。
モナスター・ボイス
9/56
モナスターボイスは古い教会跡。だが教会の建物は無く、墓標が残るだけ。
しかしここにはハイクロスと呼ばれる背丈以上の石造りのケルト十字架やラウンドタワーと呼ばれる石の塔が有り、特にハイクロスには複雑で細かなレリーフが彫られていて、一見の価値はある。
ハイクロスの前に立つ筆者。
フランシスカン修道院
10/56
アイルランドの象徴とも言える、十字に円を付けた独特の形のケルト十字架。
ここはドネゴールの街外れ、フランシスカン修道院跡。
フランシスカン修道院
11/56
朽ちて今は廃墟になっているフランシスカン修道院。
数々のケルト十字架が立つ。
ドネゴール城
12/56
かつてのオドネル一族の居城跡、ドネゴール城。
イギリス人によるアイルランドの植民地化に抵抗し抗戦したが最後は落城した。
ドネゴール城
13/56
屋根は落ち、廃墟と化したドネゴール城。
中は博物館になっていて当時の様子を復元したコーナーや、城の模型を展示している。
子供達
14/56
ドネゴール城で出会ったアイルランドの子供達。
遠足かな。
キルモア修道院
15/56
コネマラ国立公園内にある湖の畔に建つキルモア修道院。
修道院と言うよりお城の雰囲気。
現在は女子寄宿学校としても使われているとの事。
森と湖にとけ込んだ美しさは格別。
コネマラ国立公園
16/56
ダイアモンド・ヒルと呼ばれる小高い丘や森と渓谷がきれいな、ハイキングに最適の国立公園。
漁師町
17/56
小さな漁師町風景。
アラン諸島へ向かうフェリー乗り場にて。
アラン諸島
18/56
アイルランドにおいてケルト文化の風習が色濃く残るアラン諸島。
イニシモア島へのフェリーからアラン諸島の風景。
石材工芸店
19/56
石材工芸のお店。
アラン諸島イニシュモア島にて。
アラン諸島
20/56
木も無く、荒涼としたアラン諸島の大地。
石灰岩の層がむき出しで、大西洋からの強風に土も飛ばされる。
わずかな土を飛ばされぬ様に風をさえぎる石積みの柵が点在する。
アランセーターの店
21/56
アラン諸島の特産品、アラン・セーターのお店。
漁業以外には産業の少ないこの地方では、わずかな牧草地に羊を飼い、糸を紡いで暖かいセーターを編んで来た。漁に出る時の仕事着、フィッシャーマンズセーターとして発達。編み模様は各家々で独特で、しけで遭難した時にも個人を特定できる程だった。
聖キーラン修道院跡
22/56
港からドゥーン・エンガスへの途中、山の斜面に残る朽ちた教会跡。
アイルランドの12人の使徒のひとり、聖人キーランが修行した。
観光馬車
23/56
観光馬車での、のんびりとした旅行も格別。
でもこの日はみんな自分の足で。
「客、来ねーかな」とヒマそう。
アラン諸島イニシュモア島にて。
ドゥーン・エンガス古代遺跡
24/56
辺りには高い所が無く、遺跡の全体の形を見る事はできないが、切り立った断崖絶壁にある古代遺跡、ドゥーン・エンガス。
岩を積み重ね、馬蹄形の半円状に三重に築いた要塞。
ドゥーン・エンガス古代遺跡
25/56
ここにケルト人が渡ってきた時には既に存在したと言う、半円状の壁が連なるドゥーン・エンガス古代遺跡。
遺跡の断崖絶壁の上にいる、米粒みたいなのが人。
ふちまで行き下を見る勇気は、私には有りません。
断崖絶壁
26/56
ドゥーン・エンガス古代遺跡からの断崖絶壁風景。
足がすくんで近づけない圧倒的な迫力です。
断崖絶壁
27/56
勇気を振り絞って断崖の縁へ歩み寄る。しかし何メートルもの手前で挫折。それでも腹這いになり、ほふく前進で縁まで。怖くて覗き込めないので、カメラを手にして思い切り腕を伸ばし、山勘で数枚撮影。白い波がクリーム状に泡立っていた。
イニシュモア島
28/56
ドゥーン・エンガス古代遺跡からの帰り道。
イニシュモア島海岸線風景遠望。
アイリッシュ
29/56
ゴールウェイの夜はアイルランドの伝統的なダンスショーを鑑賞。
アイリッシュミュージックの歌と踊りがすばらしかった。
ゴールウェイ郊外
30/56
ゴールウェイはアイルランドでも指折りの大きな都市で、アラン諸島への観光の拠点となっている。
ゴールウェイ郊外のゲストハウスからの風景。
ゴールウェイ郊外
31/56
ゴールウェイ郊外のゲストハウスにて
バレン高原
32/56
見渡す限りどこまでも石の山。
バレン高原ではむき出しの石灰岩で覆われた丘陵地帯が広がる奇妙な風景にであう。
木も水も土も無い不毛の土地に誰も興味を持たなかった。
それ故に開拓や開発の手が伸びずに、珍しい固有の動植物など豊かな自然が残されている。
バレン高原
33/56
人的に積み重ねられた石積みは、日本で言うところの賽の河原をほうふつさせる様な風景。
巨人のテーブル
34/56
暮らすには過酷な不毛の大地、バレン高原。
それでも石器時代から人は住み始めたと言う。
古代民族の集落跡などの巨石遺跡がここには数多く残る。
テーブルの様にバランス良く積まれたこれは、巨石墳墓の遺跡でドルメン、別名巨人のテーブルと呼ばれる古代人の墓。
エイルウィー洞窟
35/56
カルスト大地のバレン高原。
その下には神秘的な鍾乳洞エイルウィー洞窟がある。
規模は決して大きくないが、光の演出などきれいに楽しめる様にしていた。
モハーの断崖
36/56
アイルランドを代表的する景勝地、モハーの断崖。
大西洋から打ち付ける荒波が大地を浸食してできた大絶壁。
モハーの断崖
37/56
海抜200mクラスの断崖絶壁が垂直に切り立ち数kmにも連なっていて、見る者全てを圧倒する。
モハーの断崖
38/56
岩に当たる水しぶきが迫力で、荒々しい壮大な景観が楽しめます。
オブライエン塔
39/56
断崖の上に建つ円形の石造の展望塔。
昔、見物客を監視するために建てられたが、今は観光用として活躍。
天気のよい日はここの展望台からアラン諸島までも見渡せるそうです。
アデアの村
40/56
茅葺きの屋根でできた石造りのアイリッシュ・コテージ。
そんなかわいらしい家々が並ぶアデアの村の一画。
ここはレストランとして利用している。
アデアの村
41/56
アイルランドから現在ではほとんどなくなったアイリッシュ・コテージ。
築200年も経つ家もあり、文化財にも指定されて、屋根を葺きかえながら保存されている。
ここはお土産屋。
アデアの村
42/56
アイルランドで最もかわいい村と呼ばれている、アデアの村。
昔の田舎の雰囲気をうまく残している。
どの建物でも花、植物がきれいに手入れされ、それがより印象を強くしている。
キラニーの夕景
43/56
あたりがコバルトブルーに染まる頃、街はライトアップされ、活況を呈して来る。
キラニーの街にて
アイリッシュ・パブ
44/56
アイルランドへ来たらここに来ない手は無い。
アイリッシュ音楽の引き語りを聴きながら一杯。
心にしみ入るひととき。
キラニーのアイリッシュ・パブにて。
キラニー
45/56
キラニーの朝、観光馬車が街を行く。
ケリー・ボグ・ビレッジ
46/56
ケリー環状道路にある、泥炭村博物館。
ボグとは泥炭(ピート)の事でウィスキーの原料のモルト(大麦の麦芽)をいぶすのに使う。
かつての泥炭を産業にしていた村を整備し、現在は博物館として公開している。
ケリー・ボグ・ビレッジ
47/56
泥炭産業の村の暮らしぶりを見る事ができる。
敷地はそこそこ広く、いろいろな職人の家も保存されている。
これは泥炭を切り出しする職人の家。
ケリー・ボグ・ビレッジ
48/56
泥炭村博物館のお土産屋と、お食事中のネコ。
ケリー・ボグ・ビレッジ
49/56
泥炭の上でひなたぼっこをする黒猫。
泥炭の上にいると保護色状態となって、ほとんど同化していた。
ケリー・ボグ・ビレッジ
50/56
泥炭村博物館のレストラン。
ケリー環状道路
51/56
アイバラック半島をまわる、海岸線や山の眺めなど、景観がすぱらしい周遊路のケリー環状道路。
これは昼食に立ち寄ったレストランからの浜辺の展望。
スニーム
52/56
スニームの村はカラフルなかわいい村。
その村はずれの橋から渓谷を展望。
スニーム
53/56
スニームの村にて
レディース・ビュー
54/56
キラーニー国立公園にある絶景ポイント「貴婦人の眺め=レディース.ビュー」。
いくつかの湖と川が造り出す美しい風景。
かつてビクトリア女王がここを訪れ、景色を眺めた時、美しい最高の風景だと評した事からこの名前が付いた。
バー
55/56
ところ狭しと並べられたアイリッシュ・ウイスキー。
カウンターではダブリン産の地ビール、ギネス。
スタウト(黒ビール)で有名なギネスビールは、少し苦味は強いが、コクがある。
夜がふけて行きます。
入国スタンプ
56/56
アイルランドの入国スタンプ