イタリア共和国(コモ湖)
ブルッツァーノ駅
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これからコモ湖へ向かいます。
筆者が宿泊していたホテルの最寄り駅、ブルッツァーノ駅から出発。
コモ行きの列車が到着。
ローカル線だが二階建て列車が運行されている。
ミラノ北部鉄道
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コモ湖へは私鉄の近郊電車のミラノ北部鉄道を使った。
ホテルの最寄り駅から直接行けるため、便利が良い鉄道だ。
コモの町
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コモの町が見えてきた。
そろそろ到着。
コモの町はコモ湖の南端の湖のほとりに開けた町。
コモ・ノルド・ボルギ駅
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ここは終着駅の一つ手前の駅、コモ・ノルド・ボルギ駅。
コモの町の中心地にある駅。
コモ・ノルド・ボルギ駅
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列車からの駅のプラットホームの風景。
コモ湖へ行く方法としては、ミラノからは国鉄のミラノ中央駅から国鉄のコモ駅へ向かう方法もある。
コモ・ノルド・ラーゴ駅
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終着駅に到着。
ここはコモ・ノルド・ラーゴ駅。
ブルッツァーノ駅から一時間くらいで到着する。
コモ・ノルド・ラーゴ駅
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駅名標にはComo_Nord_Lago駅とある。
意味からするとコモ北湖駅となる。
コモ湖には他に国鉄のコモ駅があるが、コモ・ノルド・ラーゴ駅が湖まで最も近い。
コモ・ノルド・ラーゴ駅
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駅の出口付近から振り返って駅プラットホームの風景。
小さなローカル駅だ。
コモ・ノルド・ラーゴ駅
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コモ・ノルド・ラーゴ駅の改札口を出た辺りからの駅舎風景。
上部にferrovie_nord_milanoとある。
ferrovieは鉄道の意味。
サロノ駅からの支線、サロノ・コモ線の終着駅。
コモ湖
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コモ湖の湖畔に出ました。
水鳥がたくさんいた。
駅からは改札を出て北東へ歩けば直ぐに着く。
コモ湖
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ボートやヨットが停泊している。
湖面まで階段状の桟橋が設置されており、水位が変化しても係留している舟に乗れる。
アジアの沐浴場で見られるガートの様だ。
コモ湖
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コモ湖の東湖畔の遊歩道を北へと散策。
美しいコモ湖の風景。
コモ湖は北イタリアを代表する景勝地。
コモ湖
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湖畔から来た方向、南側の風景。
緑のドームのある教会はコモ大聖堂、ドゥオーモ。
後で参ります。
大聖堂の右手前の重厚な建物は格式のあるホテル、パレス・ホテル。
コモ湖
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更に湖畔を北へ進む。
コモ湖の東側湖畔は湖から直ぐに山となっていて平地が少ない。
コモ湖
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岸辺にあった遊覧船の乗り場。
ミラノからは近くて行きやすいので、ミラノ観光の合間に訪れる事ができる。
コモ湖
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遊覧船の乗り場辺りから湖面を覗く。
水面近くを魚が泳いでいた。
コモ湖
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こちらは小魚がびっしり。
幼魚なのか、小さい種類の魚なのかは判らないが、コモ湖では釣りも人気だ。
コモ湖
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散策して来た湖畔の遊歩道から、振り返って南側の風景。
ミラノ北部、スイスとの国境の間にはアルプスに抱かれた大自然の湖水地域が広がる。
コモ湖
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コモ・ノルド・ラーゴ駅から湖畔を1kほど歩いて来た。
写真右手、湖に小さく突き出た半島の様な地形があり、そこに噴水が置かれていた。
ヴィラ・ジェノの噴水と呼ばれ、東側にあるカフェ・レストラン・ヴィラ・ジェノの施設。
ケーブルカー
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少し湖畔を駅の方まで戻ります。
ここは東の湖畔にあったケーブルカーの乗り場。
山頂までケーブルカーが走り、写真の右上が山上駅。
ケーブルカー
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ケーブルカーで山に登ります。
ケーブルカーの後部からすれ違った下り列車の風景。
ケーブルカー
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登って来たケーブルカーの車窓からの風景。
コモの町が見える。
レンガ色の街並みが美しい、コモの町。
ケーブルカー
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随分と登って来た。
ケーブルカーの後部からケーブルカーの線路風景。
ケーブルカー
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ケーブルカーの車窓からの風景。
木々のすき間から見えるコモ湖の風景。
ケーブルカー車窓からも美しい景色が楽しめる。
ケーブルカー
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終点の山上駅。
湖岸と山上を結ぶケーブルカーをイタリア語ではフニクラーと呼ぶ。
フニクラとも短く呼ぶケーブルカーの呼び名は、ポンペイを埋没させた大噴火で有名なベスビオ火山に始めて敷設され、かつて運行していたケーブルカーがフィニコラーレと呼ばれていた事から。
ブルナーテ山からの風景
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コモ湖ケーブルカーが到着した山はブルナーテ山。
展望台からは美しいコモ湖が一望できる。
ブルナーテ山からの風景
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ブルナーテ山から、コモ湖の西湖畔の風景。
湖畔にたたずむ、この白い宮殿の様な建物はオルモ邸。
18世紀後半に建てられたオデスカルキ家の邸宅。
庭園も美しく、プライベート・ビーチの様な入江も備えられている。
現在では会議場や展覧会場として使われている。
ブルナーテ山からの風景
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オルモ邸の南側の風景。
中央の塔のある教会はサン・サルヴァトーレ教会。
ここ、湖水地域のロンバルディア地域には、氷河期が終わる太古の時代に氷河が浸食してできた湖が大小100もある。
コモ湖もその一つで、とても人気があり有名だ。
ブルナーテ山からの風景
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さらに南側、広いスタジアムはジュゼッペ・シニガリア・スタジアム。
サッカーのリーグ戦開催中は地元サッカー・チーム、カルチョ・コモのホーム・スタジアムになる。
名前のジュゼッペ・シニガリアとは、第一次大戦で亡くなった地元出身のボート競技のメダリスト。
ブルナーテ山からの風景
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スタジアムの東、湖畔に建つのはヴォルティアーノ神殿。
電圧の単位、ボルトの由来となった、電池を発明したコモ出身のアレッサンドロ・ヴォルタを記念して建てられた博物館。
ブルナーテ山からの風景
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ブルナーテ山から眼下に広がるコモ湖と箱庭の様に見えるコモの街。
ブルナーテ山からの展望は、湖畔の散歩と併せて観光したいものだ。
ケーブルカー
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そろそろ町へ戻ります。
ケーブルカー山上駅から見たケーブルカーの風景。
コモ湖は古くから避暑地として有名で、現在でも高級リゾート地として人気。
ケーブルカー
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帰りのケーブルカーからのコモの町の車窓風景。
コモ湖は長さ46kもあるが、幅は広い所でも4k少しと、非常に細長い湖。
上から全体を見ると人の字に見え、左側の足のかかとに当たる場所がコモの町。
ケーブルカー
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ケーブルカーからの車窓風景。
写真はコモ大聖堂、後ほど訪れます。
人の字の形のコモ湖、右側かかとにはレッコの町があり、コモ湖の右側をレッコ湖と別の名前で呼ばれる事もある。
ケーブルカー
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ブルナーテ山からの景色を十分楽しみ、湖畔に戻って来ました。
ケーブルカーの湖畔駅近くから振り返ってブルナーテ山と、湖岸と山上を結ぶケーブルカー、フニクラの風景。
ケーブルカー
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ケーブルカー山上駅付近の風景。
ケーブルカーは明るい黄色のモダンな車体だった。
ブルナーテ山
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コモ・ノルド・ラーゴ駅前の湖畔まで戻って来ました。
ブルナーテ山の山麓には別荘やヴィラが沢山立ち並んでいる。
コモ湖
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湖畔に建つパレス・ホテルの風景。
かつては小舟が直接入れたのだろう、ドームの形をしている水面の口があった。
コモの町
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コモの町角の風景。
出店が出ていた。
色とりどりの野菜や果物。
コモの町はスイス国境まで6kと近く、ミラノからの40kと比べ断然近い。
コモ・ノルド・ラーゴ駅
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これからコモ大聖堂へ向かいます。
途中、踏切から見たコモ・ノルド・ラーゴ駅の風景。
コモ大聖堂
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サロノ・コモ線の踏切を渡ると、目の前にドームを持った大きな教会が現れた。
コモ大聖堂だ。
こちら側は裏手に当たる。
コモ大聖堂
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南側から回り込む。
地元ではドゥオーモと呼ばれるコモ大聖堂と西側に広がるドゥオーモ広場の風景。
広場ではいい天気の中、大聖堂を背にオープン・カフェがにぎわっていた。
コモ大聖堂
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コモ大聖堂、ドゥオーモの正面入り口ファサードの風景。
来る途中の列車からも、ブルナーテ山からも見えた、コモの町のランドマークとなっている建物。
ただ、ファサード側は西に面しているため、ブルナーテ山からはドーム側が見えていたが、ファサード側は反対になっていて見えなかった。
礼拝堂
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聖堂内へ入ってみました。
一地方都市の聖堂とはいえ、なかなか広々とした礼拝堂の祭壇だった。
礼拝堂
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礼拝堂のキリスト像。
大聖堂は14世紀中頃に建築が始まり、完成には400年近く掛かったため、
礼拝堂
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ステンドグラスも非常に美しいコモ大聖堂。
正式にはサンタ・マリア・アスンタ大聖堂と呼ばれるらしい。
礼拝堂
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美しいコモ大聖堂のステンドグラス。
ローマ・カトリック教会のコモ大聖堂は、聖母マリアの被昇天の教義に基づく信仰に捧げられている。
コモ駅
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さて、コモ湖の観光はこれでおしまい。
ミラノへ戻ります。
ここはイタリア国鉄のコモ駅。
コモ駅
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ミラノへの帰りは来る時と違って国鉄の列車で。
街の西側、市街地から少し外れに国鉄のコモ駅はある。
コモ駅
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コモ駅のプラットホームの風景。
スイス方面へのローカル電車が停まっていた。
コモ駅のスイス方面の隣の駅はキアッソ駅で、スイスの駅。
コモ駅
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ミラノ中央駅への列車が入ってきました。
電気機関車が引っ張る客車で、6両編成の列車だった。
コモ駅は正式にはコモ・サン・ジョバンニ駅と言うらしい。
コモ駅
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コモ駅を出発、コモ駅構内には多くの貨物車が停まっていた。
スイスやフランスからの国際列車も到着するコモ駅。
ここからミラノ中央駅へは30分程で着く。
国際列車
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列車内の風景。
客車は片側に通路のある、定員6人のコンパートメント・タイプの座席だった。
自由席でも比較的空いていて、筆者はミラノ中央駅までコンパートメント1室を専有できた程。
車窓の風景
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国際列車の車窓からの風景。
この教会はコモの町にある聖アバンディウス聖堂。
5世紀ごろに建てられた古い教会の跡に11世紀に建てられた。
車窓の風景
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のんびりと車窓の景色を眺めながら一路ミラノへ。
この教会はサンラザロの旧教会。
車窓の風景
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途中駅の風景。
ここはセレーニョ駅。
セレーニョの町はコモとミラノの真ん中辺り。
今走っている、この路線は特にミラノ・キアッソ線と呼ばれる。
車窓の風景
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モンツァ駅に停車。
この駅は古く、1840年に開業した。
モンツァ駅は分岐駅で、コモへ行く路線とコモ湖の東側、レッコへ向かう路線に分かれる。
モンツァの町は、古い歴史のある自動車レース、F1イタリアグランプリのモンツァ・サーキットで知られる。
車窓の風景