大韓民国(ソウル)
ソウル駅
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釜山や各地からの列車が到着するソウルの玄関口、ソウル駅。
筆者訪問時の旧駅舎の風景。
現在の駅舎はモダンな新駅舎になっており、旧駅舎は史跡に指定され、保存されています。
ソウル広場
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中央にあるソウル市庁舎前に広がるソウル広場。
訪問当時は道路に分断され、単にロータリーとしての広場だったが、現在は車道を無くし、芝生が敷き詰められた市民憩いの広場となっている。
冬には大きなアイス・スケート場となり、またサッカーのパブリック・ビューイング会場としても有名。
筆者が宿泊したホテルの部屋からの風景。
徳寿宮
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朝鮮王朝最後の王朝、李王朝の王宮跡。
入り口には大きな正門の大漢門があり、鐘楼の様に梵鐘を吊していた光明門、本殿へ入る中和門(写真)と続く。
保存状態の良い中央にある本殿は中和殿と呼ばれ、王宮の行事が行われた建物。
西側には西洋風建築物、石造殿がある。
徳寿宮
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日韓併合に抵抗した高宗皇帝が退位した後、ここで晩年を過ごした。
ソウル広場に面する高層ビル街の真ん中に有る徳寿宮は観光客はもとより、地元の人々がたくさん訪れる。
徳寿宮
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池が配置された徳寿宮の庭園。
国立博物館
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西洋の文明が入ってきた朝鮮において、徳寿宮の建物の中にも西洋風の建築物がある。
この石造殿と呼ばれる建物も当時は皇帝の住居だった。
今は博物館や美術館として使われている。
景福宮
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ソウル広場から真北へ1kほどにある李王朝の王宮跡。
ソウルに残る王宮の中で最も大きい。
李王朝創始者の太祖高皇帝、李成桂により建てられた。
写真は景福宮本殿の勤政殿から旧朝鮮総督府庁舎方面の風景。
景福宮
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豊臣秀吉の朝鮮出兵時に戦火に見舞われ焼失、宮廷は後述する昌徳宮に移され、その後長い間再建されなかった。
高宗皇帝の父、興宣大院君が再建したが、日韓併合により朝鮮総督府庁舎となり、多くの建物が解体された。
勤政殿
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現在、旧朝鮮総督府庁舎の解体撤去や光化門の移設、失われた建物の復元工事など景福宮復元事業が行われている。
写真は景福宮勤政殿の風景。
景福宮慶会楼
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香遠池に浮かぶように建つ慶会楼。
朝鮮総督府庁舎建設時にも解体されず保存された建物。
辺りは美しい風景で、宮廷の宴会場だった。
景福宮光化門
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正門で景福宮の象徴的建造物、光化門。
朝鮮総督府庁舎建設時に別の場所に解体移設され、朝鮮戦争時に焼失、その後再建された。
国立中央博物館
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現在は取り壊されて無くなった旧朝鮮総督府庁舎の風景。
筆者の訪問時は博物館として使用されていた。
旅行当時の古いフィルムからのスキャンで、色も悪く、ネガに傷が入っていた。
国立中央博物館
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国立中央博物館のエントランス・ホール。
広々とした空間が広がる。
国立中央博物館
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日韓併合の屈辱的象徴と言われ、歴史建造物として保存意見もあったが、庁舎を王宮であった景福宮内に建設の際、多くの建物を解体し、正面の光化門は移設させ、勤政門の南側に建てたため宮殿はふさがれ、見えなくなった。
その事からも撤去派優位の意見が通り、景福宮復元計画により解体撤去された。
昌徳宮
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ユネスコ世界文化遺産、昌徳宮。
景福宮の東1kにある李王朝の王宮跡で、数多く残る王宮の中でも最も保存状態が良い。
昌徳宮入り口の敦化門。
仁政殿
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王宮としては前述の景福宮が正式の王宮で、昌徳宮は離宮であった。
写真は本殿の仁政殿。
様々な式典が行われた。
宣政殿
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宣政殿。
王の執務室などに使用された。
後苑
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王宮の北側に後苑と呼ばれる庭園がある。
自然を生かした韓国式庭園で、池は芙蓉池といい、四角い形をしている。
奥の建物は宙合楼と呼ばれる楼閣。
これ以外にも魚水門や池の脇に建つ芙蓉亭など多くの建物がある。
昌徳宮
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昌徳宮内の風景。
昌徳宮
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王宮の南東側に王の邸宅エリアがある。
入り口の長楽門を入り、修仁門から演慶堂へ、長陽門から楽善斎へ続く。
どの建物も簡素で風情のある建物だ。
昌慶宮
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昌徳宮の東に隣接する昌慶宮。
サツキの花もきれいな入り口風景。
昌慶宮の写真が残っていなくて、ビデオからの静止画です。
昌慶宮
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李王朝世宗王により建築されたが、景福宮と同じく秀吉の朝鮮出兵時に焼失、近年になって復元された。
家族連れや子供たちがたくさん訪れていた。
文政殿
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昌慶宮内にて王の執務や家臣との議会に使われた文政殿。
明政門
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明政門の前で記念写真を撮る遠足の子供たち。
明政門の奥には昌慶宮の本殿である明政殿が建つ。
即位の礼など式典が行われた。
VISA
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1988年と1990年の韓国入国ビザと入出国スタンプ。
今では観光で有ればビザはいらなくなりました。