キルギス共和国(チョルポン・アタ)
チョルポン・アタ
1/21
カラコルから北西へ。
ここはイシク・クル湖北岸の避暑地、チョルポン・アタ。
街には歴史文化博物館がある。
その入り口風景。
歴史文化博物館
2/21
イシク・クル湖周辺や、湖底に水没した集落跡などから出土した遺物。
これらの出土品は紀元前に活躍した、遊牧騎馬民族スキタイが残したもの。
歴史文化博物館
3/21
スキタイ人はロシア南側、中央アジアからイランにかけて、大草原を生きた遊牧騎馬民族で、騎馬戦術を得意とした。
古代シルクロードの広大な貿易網にて活躍した。
歴史文化博物館
4/21
マナス英雄叙事詩の展示でも知られる歴史文化博物館。
ギネスにも登録されている、世界最長の叙事詩マナス。
その主人公、マナス大王に関する展示物も興味深い。
歴史文化博物館
5/21
イシク・クル湖のジオラマ模型。
手前が北で、今いる辺り。
奥が南で、天山山脈の西の端。
ホテル・キャラバン
6/21
ここはチョルポン・アタで宿泊した、リゾートホテル・キャラバン。
イシク・クル湖畔に建っていて、ホテルのプライベート・ビーチもある。
ホテル・キャラバン
7/21
リッチな気分にさせてくれる、広々とした美しい花壇と、ホテル・キャラバンのエントランスの建物。
ホテル・キャラバン
8/21
筆者が宿泊した棟。
非常に広い敷地内は、個々のコテージ風の棟に分かれて建っていて、母屋やビーチへは有料の自転車や電動カートを使用する。
リッチでは無い筆者は歩きでの移動ですが。
イシク・クル湖のビーチ
9/21
早速ビーチへ向かいました。
沢山の人が来ていた、イシク・クル湖のビーチ風景。
イシク・クル湖のビーチ
10/21
イシク・クル湖を抱え、リゾート地として人気のチョルポン・アタへは国内からはもちろん、隣国中央アジア各国からも訪れる。
気候が穏やかなので、長期療養施設も数多く建つ。
イシク・クル湖のビーチ
11/21
筆者も泳いでみました。
波打ち際は砂ですが、その先は丸い石が数メートル続く。
足つぼマッサージの様で、とっても痛かった。
イシク・クル湖のビーチ
12/21
イシク・クル湖は淡水の湖ではない。
ほんの少し塩分が含まれている塩湖だ。
泳いだ際に舐めてみたが、塩味は感じなかった。
女の子
13/21
ホテルに泊まっていた、おしゃまな女の子。
各自の客室にはビーチから直接戻れるので、水着のまま歩く人も多くいた。
食事
14/21
ホテル・キャラバンでの食事は、ジュージューとおいしそうな音を立てている、熱々の鉄板焼き。
夕景
15/21
リゾートホテルらしく、部屋にはベランダがあり、チェアーが置かれている。
夕食後、ゆったりとベランダから夕景を眺める。
イシク・クル湖クルーズ
16/21
イシク・クル湖の船でのクルーズを楽しみました。
湖水の透明度が高いヨットハーバーの風景。
ロシアのバイカル湖に次ぐ透明度を誇る。
イシク・クル湖クルーズ
17/21
観光船が発着する湖畔はヨットなども数多く停泊し、レストランやお土産屋も並ぶマリーナとなっている。
チョルポン・アタなどのイシク・クル湖の北側は、古代シルクロードの時代には天山北路が通っており、唐の時代に三蔵法師もイシク・クル湖に訪れている。
イシク・クル湖クルーズ
18/21
観光船からのビーチの風景。
旧ソ連時代、イシク・クル湖は外国人には解放されていなかった。
キルギス独立後に、今の様なリゾート開発が行われた。
イシク・クル湖クルーズ
19/21
観光船からの南の方向、天山山脈の雪山が遠くかすんで見える。
ペルーのチチカカ湖に次ぐ、世界第二の高地にあるイシク・クル湖だが、真冬でも湖面は凍結しない。
反対に夏期でも水温は低く、クルーズの時には湖を渡る風がとても心地良かった。
イシク・クル湖クルーズ
20/21
イシク・クル湖は自然の宝庫でもある。
不凍湖であるイシク・クル湖、冬季には数万羽もの渡り鳥が越冬する、貴重な水鳥の生息地としてラムサール条約に登録されている。
魚類も豊富で、イシク・クル湖だけに生息する固有種は7種もある。
イシク・クル湖クルーズ
21/21
こちらは北の方向、街並みの先にはカザフとの国境、アラタウ山脈の雪山。
現在はシルクロードの時代よりも湖面は上がり、湖岸は広がっていると言う。
湖底の調査を行った際に、古代の集落跡や水没した遺跡が見つかっている。