リトアニア共和国(ビリニュス)
ビリニュス
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ここはリトアニア共和国の首都ビリニュス。
筆者が宿泊したホテルから南西方向、ビリニュス市内を流れるネリス川に架かるホワイト・ブリッジと呼ばれる橋の風景。
左の建物は聖フィリップと聖ヤコブ使徒教会。
ビリニュス
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ホテルから南東へ。
ショッピングモールがあり、花壇で咲いていたサルビアの花の風景。
奥の教会は聖ラファエル教会。
聖ラファエル教会
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ショッピングモール辺りからの聖ラファエル教会の西側風景。
聖ラファエル教会はローマカトリックの教会。
ルキシュケス広場
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ネリス川を渡り、川の南側へ。
この広場はルキシュケス広場。
教会は聖フィリップと聖ヤコブ使徒教会。
夕景
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綺麗なビリニュスの夕景。
ビリニュスに着いたのが夕方だったので、観光は明日、今日はネリス川沿いを散策です。
夕景
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ネリス川沿いに建つこの建物はリトアニア自由党が入っている建物。
シルエットが美しいこの建物はスターリン時代の古い建物。
聖フィリップと聖ヤコブ教会
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ネリス川の南に建つ聖フィリップと聖ヤコブ教会の夜景。
旧ソ連時代には荒れ果てていたが、独立後ローマ・カトリック教会として修復され、ドミニコ修道会の教会として使用されている。
ゲディミナス城
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ネリス川から東を望む。
この建物はビリニュスに残るお城の一つゲディミナス城。
明日、この上からの市内展望がきれいだとの事で参ります。
聖ラファエル教会
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再び、ショッピングモールを越えて聖ラファエル教会へ。
今度は聖ラファエル教会の東側の風景。
聖ラファエル教会
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聖ラファエル教会の夜景。
ラファエルは三天使の一人で、他の二人はミカエルとガブリエル。
聖ペテロ・パウロ教会
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ビリニュスの観光はビリニュス歴史地区を中心に行います。
ここは聖ペテロ・パウロ教会。
ビリニュス旧市街の外れ、北東に位置する。
聖ペテロ・パウロ教会
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聖ペテロ・パウロ教会の正面ファサードの風景。
街の外れネリス川の南、アンタカルニスと呼ばれる地区にある、ビリニュス歴史地区を代表する聖堂。
聖ペテロ・パウロ教会
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落ち葉が舞う教会の敷地内の風景。
筆者が訪れたのは9月中頃だったが、北に位置するリトアニアではもう秋を感じさせられた。
聖ペテロ・パウロ教会
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教会を囲む外壁の建物。
小さなお土産屋だった。
元々は見張りの人が詰めていた場所だったのかな。
聖ペテロ・パウロ教会
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教会内、聖堂に入ってみました。
厳かな雰囲気の中、きらびやかに装飾された内装に目を見張る。
聖ペテロ・パウロ教会
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聖ペテロ・パウロ教会はローマ・カトリックの教会。
この教会の場所には古く、修道院が建っていたが、よく判っていない。
聖ペテロ・パウロ教会
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聖堂内、祭壇の風景。
祈りを捧げる信者。
真っ白な内装、像や彫刻は漆喰を使っている。
天井、ドームに描かれたフレスコ画も一見の価値がある。
聖ペテロ・パウロ教会
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巨大なパイプオルガン。
かつてリトアニアがポーランド・リトアニア共和国だった時代、ロシアとの戦い、ロシア・ポーランド戦争が起きていた。
その戦乱の中、以前の修道院は焼失した。
聖ペテロ・パウロ教会
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聖母マリア様の像。
戦争が終結した17世紀中頃から新しい教会の建設が始まり、内装を含めると30年ほど期間が掛かった。
その後旧ソ連による破壊や第二次大戦の戦火に遭うが、その度に修復されて来た。
ゲディミナス城
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聖ペテロ・パウロ教会を離れ、1.5kほど南西へ。
丘の上にはゲディミナス城の一部が残る。
この塔はゲディミナスの塔。
ゲディミナスの塔からの風景
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ゲディミナスの塔へ登ってみました。
北西の方向の風景。
流れる川はネリス川。
手前の細長い建物はリトアニア国立博物館。
ゲディミナスの塔からの風景
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ゲディミナスの塔からはビリニュス旧市街を一望できる。
この建物はリトアニア国立博物館の北西、公園の先に建つリトアニア科学アカデミー図書館。
ゲディミナスの塔からの風景
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南西方向の風景。
この大きな建物はビリニュス大聖堂。
この後、参ります。
ゲディミナスの塔からの風景
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ビリニュス大聖堂の鐘塔。
遠く、右上の緑のタマネギ型の建物は ロシア正教会の聖コンスタンティン教会と聖ミカエル教会。
ゲディミナスの塔からの風景
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南方向の風景。
中央の建物は聖母主教座大聖堂。
その左は聖アン教会、左上に主の昇天の教会とイエスの心の教会が建つ。
ゲディミナスの塔からの風景
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手前の建物は聖アン教会、
上、ドームの建物はイエスの心の教会、18世紀の元修道院。
その手前は主の昇天の教会、17世紀末に建てられたカトリック教会。
ゲディミナスの塔からの風景
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南側の風景。
この建物は聖母主教座大聖堂。
14世紀中頃、リトアニア公国時代に建てられた。
ゲディミナスの塔からの風景
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南西方向にあるビリニュス大学の風景。
左の塔は校内に建つ聖ヨハネ教会。
ゲディミナスの塔からの風景
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北東方向、ネリス川の風景。
ゲディミナス城はリトアニア公国時代の君主、ゲディミナスが12世紀に築城した城塞。
ビリニュスのお城の内、丘の上に残る城塞をゲディミナス城と呼んでいる。
ゲディミナスの塔からの風景
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南東方向、流れる川は、ネリス川に流れ込む支流のヴィルネ川。
建物はリトアニア国立文化センター。
ゲディミナス城、築城当時は木造だった。
ゲディミナスの塔からの風景
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南西方向、リトアニア共和国大統領府の建物。
レンガ造りのゲディミナスの塔、3階部分は20世紀に入って再建されたもの。
バーナーディン公園
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ゲディミナス城の建つ丘を下りて南へ。
丘の南側に緑豊かなバーナーディン公園がある。
この方は騎馬警官かな。
ビリニュス大聖堂
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この広場は大聖堂広場。
ゲディミナス城の丘の西にある。
この建物はゲディミナスの塔からも見えた、ビリニュス大聖堂。
ビリニュス大聖堂
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カトリック教会の大聖堂、ビリニュス大聖堂。
この地には古代、リトアニア神話の神、ペルクナス雷神を祀る神殿があった。
13世紀中頃、聖地となっていたこの地にリトアニア公国の王により、最初の聖堂が建てられた。
ビリニュス大聖堂
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左右に2個ある大聖堂のドーム、右奥は先程のゲディミナスの塔。
ビリニュス大聖堂は何度も建て替えられ、現在の聖堂は18世紀後半のもの。
旧ソ連時代、市民の信仰心を削ぐため飾られていたリトアニアの守護聖人の像を撤去し、聖堂は催事場や倉庫として利用された。
ビリニュス大聖堂
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ビリニュス大聖堂の鐘塔。
高さは53m。
塔の下の部分だけ色や石材が異なる。
これは13世紀ごろの市内を囲っていた城壁の一部の見張り塔の基礎部分を修復し、上に八角形の層を乗せているため。
ビリニュス大聖堂
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ビリニュス大聖堂の入り口ファサードの風景。
古代ギリシアの建築様式の様な張り出した屋根を円筒の立柱が支えている。
これから中に入ります。
ビリニュス大聖堂
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聖堂内へ入りました。
ここは聖カジミェシュ礼拝堂。
カジミェシュはリトアニアにおけるローマ・カトリックの守護聖人。
ビリニュス大聖堂
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これは聖カジミェシュ礼拝堂の祭壇の風景。
聖人カジミェシュは死後、この礼拝堂に安置されている。
現在、ビリニュス大聖堂はリトアニアのシンボルとして、人々の心の拠り所となっている。
ピリエス通り
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ビリニュス大聖堂から南へ向かう。
ここはピリエス通り。
旧市街でも賑やかな通り。
市民も多く出かけていた。
ピリエス通り
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ピリエス通りに出ていた絵画の露天商。
筆者もトラカイ城が描かれた絵を一つ手に入れました。
ピリエス通り
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ピリエス通りの風景。
女の子の手を引くママさん。
ピリエス通り
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こちらは編みかごの露天商。
ピリエス通りでは他にも手作りの工芸品、民芸品の露店が出ていた。
リトアニア共和国大統領府
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ここはリトアニア共和国大統領府。
ゲディミナスの塔からも見えました。
ビリニュス大学
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大統領府の東に並んで建つのはビリニュス大学。
16世紀後期に建てられた、とても古く歴史のある国立大学。
聖ヨハネ教会
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これはビリニュス大学の校内に建つ聖ヨハネ教会。
最初の教会は14世紀末ごろに建てられたが、何度か再建されている。
ビリニュス大学
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大学の校内で見かけた女子大生。
チャーミングなお嬢さん達だ。
ビリニュス大学
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ビリニュス大学はカトリック教会の男子修道会、イエズス会が設立した学校が基になっている。
校内には18世紀の天体観測所や19世紀の古書館などもあり、見所は多い。
ミコロ通り
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ビリニュス大学から東へ移動。
この辺りはビリニュス旧市街のミコロ通り。
この後、大天使ミカエル教会と聖アン教会へ向かいます。
琥珀博物館
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少し寄り道。
ここはミコロ通りにあったビリニュス琥珀博物館。
リトアニアなどバルト三国は琥珀の産出でも名高い。
琥珀とは太古の時代に木から染み出した樹脂が化石となった宝石の事で、樹液が固まる過程で昆虫などを取り込んで化石となった虫入り琥珀は希少価値が高い。
ミコロ通り
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遠足かな、通りで出会った子供たち。
とっても賑やかにしていました。
ミコロ通り
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通りで出会った女の子。
ビリニュスの旧市街はビリニュス歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録されている。
大天使ミカエル教会
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ミコロ通りを東へ行くとマイロニオ通りに出る。
その手前にある教会、大天使ミカエル教会。
最初は16世紀末に建てられたローマカトリック教会だったが、現在は教会の機能は果たしておらず、教会遺産博物館となっている。
聖アン教会
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マイロニオ通りに建つのは聖アン教会。
最初の教会は木造のローマカトリック教会だった。
15世紀に火災に遭い、15世紀末レンガ造りで再建された。
また、聖アン教会に並び、東には聖フランシス教会と聖バーナード教会が建つが、残念ながら修復中だった。
ミツキェヴィチ公園
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聖アン教会の南隣の公園、ミツキェヴィチ公園の風景。
公園に建つ像はアダム・ミツキェヴィチの像。
アダム・ミツキェヴィチとはポーランドで活躍したリトアニア人の詩人。
夜明けの門
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少し離れて旧市街の南側へ。
この門は夜明けの門。
かつて市内を取り囲っていた城壁の門の跡。
写真は門の南側からの風景。
夜明けの門
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門をくぐって城壁の内側、旧市街へ。
入って来た夜明けの門の北側の風景。
城壁が築かれた頃は9つの門があったが、現存する門はここだけ。
夜明けの門
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夜明けの門の上階には礼拝堂が設置されている。
窓越しに見えるのは聖母マリアの肖像。
門の内部に礼拝堂が置かれたのは通行する人々の安全を祈願するため。
夜明けの門
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夜明けの門の内部に入りました。
門の上階の窓からの風景。
夜明けの門から北へと続く旧市街の通りの風景。
正面の鐘塔は聖テレサ教会の塔。
聖テレサ教会
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夜明けの門からの通りを北へ。
これは聖テレサ教会の正面ファサードの風景。
教会の鐘塔は夜明けの門の上階から見えた。
教会は17世紀中期に建てられた。
聖霊ロシア正教会
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聖テレサ教会の前から少し北へ行くと、聖霊ロシア正教会へと続く門があり、入ってみました。
写真は聖霊ロシア正教会前から、入って来た門の風景。
その奥の塔のある教会は聖三位一体教会。
聖霊ロシア正教会
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聖霊ロシア正教会の中へ入ってみました。
ロシア正教会の教会で、古くは16世紀中頃、この地に建てられた修道院が興り。
聖霊ロシア正教会
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聖霊ロシア正教会の聖堂内の風景。
天井は空色で、ドームが美しい。
礼拝堂の前にはガラス張りとなっているケースが置かれ、殉教者の遺物が安置されている。
聖霊ロシア正教会
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礼拝堂の風景。
ロシア正教では礼拝堂を至聖所と呼び、壁はイコンで飾られた、聖障とも呼ばれるイコノスタシスになっている。
イコンとは聖像とも呼ばれる、キリスト教の出来事の一場面を描いた画。
聖霊ロシア正教会
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聖霊ロシア正教会の裏庭の風景。
ロシア正教の聖職者、神父さんがまったりと知り合いと語っていた。
聖霊ロシア正教会
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こちらもロシア正教の聖職者の方。
聖霊ロシア正教会は17世紀に木造の教会が建てられ、18世紀に一度焼失するが、その後バロック式の石造り教会として復活する。
旧市街
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再び夜明けの門からの通りに出ました。
通りに出ていた看板。
Moterų_kirpyklaとある。
ご婦人の髪をカットしている看板の絵からも判るが、ここは美容室。
旧市街
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夜明けの門からの通りを少し北へ。
ここはレストラン・メディニンカイの入り口。
これからリトアニアの美味しい料理を頂きます。
レストラン・メディニンカイ
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レストランの入り口を入った、中庭の風景。
16世紀ごろの古い建物をリニューアルしてレストランにしている。
ホールは建物の地下にあった。
旧市街
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旧市街の風景。
ビリニュスの旧市街、歴史地区の観光はおしまい。
かつての城壁の外へ向かいます。
ハレス市場
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ここはハレス市場。
夜明けの門の南から西に延びる通り、Bazilijonų通りに面して建つ。
ビリニュスで最も古くからある、ビリニュス最大の市場。
ハレス市場
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ハレス市場は駅舎の様な、南北に延びる建物の屋内市場と、その東側の屋外市場に分かれる。
ここ屋外市場では野菜や果物を扱っていた。
ハレス市場
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スイカの露天商。
ハレス市場の建物は19世紀末まで領主の屋敷だった。
その後改装され、20世紀初頭から市場として利用されている。
ハレス市場
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ハレス市場の中へ入ってみました。
このコーナーではお肉やハム・ソーセージを扱っている。
ビリニュス中央駅
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ここはビリニュス中央駅。
ハレス市場から直線距離で500mほど南にある。
ホームに入線して来たディーゼル機関車の風景。
ビリニュス中央駅
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プラットホーム間を移動するための構内渡線道を渡る年配の女性。
危ない!列車がホームに入って来ているのに、考えられない。
日本では、ホーム間の移動の多くは跨線橋があり、無い場合でも構内踏切が設置されており、この様な列車が直ぐ近くまで迫って来る状況にはならないのだが。
ビリニュス中央駅
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ビリニュス中央駅はリトアニア国有鉄道の駅。
19世紀中頃、ロシア帝国によるサンクトペテルブルク・ワルシャワ鉄道がその前身。
駅舎は旧ソ連邦時代に建て替えられた。
ビリニュス中央駅
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跨線橋の上から見たプラットホームの風景。
近郊電車を待つたくさんの乗客たち。
多くの路線は非電化でディーゼル列車だが、近郊列車は電化されており、電車だった。
ビリニュス中央駅
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ホームに停車中の列車の風景。
先頭にリガ車両製作工場の略称RVRの文字がある。
旧ソ連邦の車両製作メーカーだった。
この車両も、とても古い車両だ。
ビリニュス中央駅
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客車を入れ替える、入れ換え用のディーゼル機関車。
ビリニュス中央駅からは国際列車としてはベラルーシのミンスクやロシアのモスクワ、サンクトペテルブルクなどへ運行されている。
季節によってはウクライナへの列車も運行される。
ビリニュス中央駅
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長距離列車の客車を引くディーゼル機関車。
このディーゼル機関車も見た目、とても古そうだ。
ポーランド、ワルシャワ行きもかつては運行されていたが、今は運休中。
隣のラトビア、リガへの直通列車も運行されていたが、今は国境で乗り換える必要がある。
スバチュス展望台
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ビリニュス観光の最後は街の東にあるスバチュス展望台。
ここからは旧市街、歴史地区を南の方から眺める事ができる。
左はビリニュス大学の聖ヨハネ教会、右は聖母主教座堂。
スバチュス展望台
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スバチュス展望台からの旧市街の風景。
左奥はゲディミナスの塔、右はバーソロミュー教会。
スバチュス展望台