メキシコ合衆国(ウシュマル
ウシュマル
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メリダの街から南へ70kほどの所に古代都市ウシュマルの遺跡がある。
入り口ゲートから入るとウシュマルのシンボルとなっている建造物、魔法使いのピラミッドがある。
尼僧院と魔法使いのピラミッド
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魔法使いのピラミッドを通り過ぎ、西へ向かう。
ここは尼僧院。
尼僧院北東角から見た魔法使いのピラミッド。
尼僧院の壁面には雨の神チャックの彫刻レリーフが残る。
尼僧院の東の館
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尼僧院は広い中庭を囲む様に四方を長細い建物で囲まれている。
写真は尼僧院西の館から東の館の風景。
その奥には魔法使いのピラミッドの頂上部分が見える。
尼僧院の北の館
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中央の中庭から北の館の風景。
尼僧院の名はスペインの侵略者が勝手につけた名前で、当時は王宮か支配者階級の宮殿だったと考えられている。
尼僧院の南の館
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こちらは北の館から見た南の館。
南の館の南側、南エリアの高台に建つ大ピラミッドが見える。
左は亀の館、右端は鳩の館。
鳩の館
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北の館から見た鳩の館。
三角形の壁の装飾の穴が鳩小屋の様だった所から名付けられた。
尼僧院の南の館
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南の館には鋭角にとんがった三角形の大きなマヤ・アーチが口を開けている。
マヤのアーチは独特の持送りアーチで造られている。
アーチをくぐり、南エリアへ向かいます。
大球戯場
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尼僧院の南にあるのが大球戯場。
マヤの球技場では神へのいけにえに捧げる人を選ぶための球技を儀礼として行われていた。
大球戯場
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球戯場の側面に残る石の輪。
サッカーの様にボールを蹴ってここを通すとゴールとなった様だ。
亀の館
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大球戯場の南は高台になっている。
この建物は亀の館と呼ばれる長方形の建物。
建物外壁に亀のレリーフが残されている事から名付けられた。
雨乞いの儀式を行ったとされる。
総督の館
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亀の館まで登ってきました。
亀の館東側から総督の館と呼ばれる建物の北側風景。
真っ直ぐな直線美を感じる横長の建物は100mもある。
総督の館
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総督の館と前庭。
建物上部の壁には雨の神チャックの像がモザイク状に配置されている。
写真手前、前庭にある斜めに突き出した石柱は男性を象徴したものとされている。
魔法使いのピラミッド
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総督の館から北側、魔法使いのピラミッドの風景。
ジャングルの木々の中に堂々とした石の建造物が建つ。
魔法使いのピラミッド
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魔法使いのピラミッドを背景に筆者近影。
魔法使いのピラミッドはマヤ文明の遺跡では他に類を見ない、丸みを帯びた美しいフォルムが特徴的。
大ピラミッドからの風景
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総督の館の南側に大ピラミッドがある。
この上からの景色が良いとの事で、登ってみました。
北側の風景、右奥は魔法使いのピラミッド、左奥は尼僧院、中央は亀の館。
ユカタンの森
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大ピラミッドからの風景。
地平線にどこまでも広がるユカタンの熱帯雨林。
墓場の館
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大ピラミッドから尼僧院の西に残る墓場の館。
建物屋根には植物が生い茂り、かろうじて屋根飾りが残る。
北のピラミッド
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ユカタンのジャングルに覆われ、埋もれる様に存在するウシュマル遺跡の数々。
これは墓場の館そばに残る北のピラミッド。
木々が生い茂る瓦礫の様だ。
鳩の館
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大ピラミッドから西側、鳩の館を横から見た風景。
正面からは判らなかったが、鳩の館は建物は崩れ、今では壁しか残っていない。
魔法使いのピラミッド
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再び魔法使いのピラミッド。
魔法使いが一夜にして建てたのだそうだ。
実際には最初の神殿の上に次の神殿を覆い被せて造って行った。
左側が正面、右手が裏側となる。
魔法使いのピラミッド
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魔法使いのピラミッドの頂上部風景。
現在残る神殿は5層目で、その間約300年経過している。
魔法使いのピラミッド
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魔法使いのピラミッドを見上げる。
とても高く、とても急な幅の広い階段が見えます。
これから頂上へ登ります。
魔法使いのピラミッド
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実際に上り始めて判ったが、階段はとんでもなく急な傾斜だ。
岩山登山にあるクサリ場と同じ様にクサリが取り付けられていて、これをたどって登って行きます。
階段途中、クサリにしがみつく筆者近影。
頂上からの風景
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やっとの思いで頂上に到着。
ピラミッド頂上から西側、尼僧院の風景。
小鳥の館
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尼僧院と魔法使いのピラミッドの間に挟まれる様に残る小鳥の館と小鳥の中庭。
建物の壁に小鳥のレリーフが残っていた事から。
頂上からの風景
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ピラミッド頂上から南エリアの風景。
左は総督の館、中央奥は大ピラミッド、その右奥は鳩の館、その手前は亀の館、手前右に少し見えるのが大球戯場。
老婆のピラミッド
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総督の館の更に南東方向に残る老婆のピラミッド。
修復もされず、原型が判らない。
頂上からの風景
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頂上から見た、登って来た階段の風景。
登るより降りる方がとても大変。
改めて見てみると、ほとんど垂直の様な階段。
足を滑らすと天国へ行きます。
光と音のショー
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日が落ちてからの光と音のショーが人気だ。
尼僧院や大ピラミッド、総督の館などが曲や物語のナレーションに合わせてライトアップされ、幻想的な世界に浸れる。
光と音のショー
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尼僧院の東の館のライトアップ。
折しもショーの最中にスコールがやって来た。
雨に煙る遺跡はより神秘的な雰囲気だった。
光と音のショー