チューリップ公園と並び、オランダ観光の目玉、風車のある風景キンデルダイク。

風車が残る地域はいくつかあるが、観光地化されておらず、自然の中に溶け込む様な風景を求めるなら、ここキンデルダイク。
アムステルダムから南へ６０ｋほど、ロッテルダムからは１０ｋ程度の所にある。

広々とした畑、ゆったりと流れ水鳥が集う川、そしてのどかに風車が回る、美しいキンデルダイクの風景。

川を渡っていたカルガモの親子。
１０匹ほどの小っちゃいヒナが、遅れない様に一生懸命お母さんに引っ付いて泳いでいた。

この周辺一帯の風車保存地区は、キンデルダイク・エルスハウトの風車群、としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。

まさに春爛漫。
菜の花満開の川沿いに続く風車群の風景。
ここの風景も、どこにカメラを向けても絵になる写真が撮れる。

オランダでは国土を広げるため、干拓地が多く造られ、海面よりも低い土地がたくさんできた。
その土地の排水を目的に風車は建築された。

川と風車の美しい風景を背景に筆者近影。

遊覧船と風車。
遊覧船はロッテルダムからも就航している。

オランダ国内に数多く残る風車だが、２０基もの風車群が残るキンデルダイクは最も有名な所。

春の日差しを浴びて、のどかに釣りをする人々。

移動中、バスの車窓からの風景。