パキスタン・イスラム共和国(イスラマバード)
イスラマバード
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パキスタンの首都のイスラマバードへ到着。
公園に咲いていた紫の花はジャカランダの木。
元々は中南米原産だが、熱帯・亜熱帯の国々に広く植えられている。
ガイドさんファミリー
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現地ガイドさんはイスラマバードに住んでられる。
招かれて、ガイドさんのお宅を訪問させて頂いた。
ひと時、お茶とお菓子を頂きました。
ガイドさんファミリー
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美人の奥様と、とっても可愛い子供達。
これから郊外にあるガンダーラ仏教寺院群の一つ、タキシラへ向かいます。
タキシラ
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イスラマバードから北西へ20k程の所に、ガンダーラ仏教寺院群の遺跡が残る。
タキシラ考古遺跡群である。
タキシラは時代が異なる複数の寺院や都市遺跡の総称で、ここはシルカップ都市遺跡。
シルカップ都市遺跡
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タキシラは古くは紀元前6世紀タクシャシラ王国として歴史に登場し、5世紀に北方遊牧民族に滅ぼされるまで1000年も栄えたと言う。
東西7k、南北3kのエリアにジョーリヤン、モーラモラドゥ、ジャンディアル、シルカップ、ダルマラージカ、ビール・マウンドなどの遺構が残る。
シルカップ都市遺跡
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シルカップは中央大通りを中心に、碁盤の目の様に設計された計画都市。
紀元前2世紀頃に街として形成され、発掘され現在見る事ができる主な遺構はパルティア時代からクシャーン朝までのもの。
シルカップ都市遺跡
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シルカップはタキシラの入り口とも言えるタキシラ博物館から北東に2k程。
丸い建造物は仏舎利塔ストゥーパであるクナーラ塔。
かつての広大な都市遺跡も今は住居跡や店の跡の石積みが残るだけ。
シルカップ都市遺跡
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荒涼たる地に枯れ木が一本立っていた。
タキシラ考古遺跡群は、シルカップや後述するジョーリヤンなどを含め、タキシラとしてユネスコ世界文化遺産に登録されている。
モーラーモラドウ仏教寺院遺跡
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ここはタキシラ遺跡群のモーラーモラドウ仏教寺院遺跡。
写真は仏舎利塔ストゥーパの遺構。
上部は崩れているが、四角い基礎とストゥーパの根元が残る。
発掘されるまで土に埋まっていたため保存状態は良い。
モーラーモラドウ仏教寺院遺跡
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遺跡周辺の風景。
シルカップから東に3k程にあるモーラーモラドウ仏教寺院遺跡は、2世紀ごろに建てられた、主に仏舎利塔、修道院で構成された僧院遺跡。
5世紀ごろ改修された。
ジョーリヤン仏教寺院遺跡
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ここはタキシラ遺跡群のジョーリヤン仏教寺院遺跡。
モーラーモラドウから東へ2k程の所、タキシラの最も奥ばった山の中腹にあり、タキシラを一望できる。
ジョーリヤン仏教寺院遺跡
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僧侶達が暮らした僧房の跡が残る。
クシャーナ王朝の2世紀頃造られ、カニシカ王の時代に最も大きい寺院となった。
タキシラ
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遺跡で出会った子供達。
みんな元気がいい。
飛行機からの風景
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帰りはパキスタン航空でイスラマバードから北京経由で成田まで。
出発はベナジル・ブット国際空港から。
現在は新空港のイスラマバード国際空港に移っている。
窓からの風景はイスラマバード近郊の都市、ラーワルピンディーの風景。
ヒマラヤ山脈の風景
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イスラマバードから北京までのフライトは、車窓からの風景が見もの。
ヒマラヤ山脈やカラコルム山脈の上空を飛び、見事な雪山を見る事ができる。
ヒマラヤ山脈の風景
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8,000m級の山々がほんの間近に見える。
考えてみれば、飛行機の巡航高度は大体10,000m。
よってわずか2,000m下に山々が見えている事になる。
ヒマラヤ山脈の風景
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車窓からのヒマラヤ山脈系の峰々。
とても晴れていて、うまくいけば左側の窓から世界第二位、カラコルム山脈のK2を見る事ができる。
天山山脈の風景
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ヒマラヤを抜けると中国の上空に入る。
左側の遠くに、屏風の様に連なる天山山脈の風景が見える。
タクラマカン砂漠の風景
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飛行機はやがてタクラマカン砂漠の上空に来た。
赤茶けた大地が広がる。
天山山脈の風景
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タクラマカン砂漠の遥か先に見える天山山脈。
全長2,500kにも及ぶ天山山脈は新疆天山としてユネスコ世界自然遺産に登録されている。
祁連山脈の風景
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タクラマカン砂漠の東を進むと中国の代表的な山脈の一つ、祁連山脈に差し掛かる。
万年雪を抱く祁連山脈の山々の風景。
祁連山脈の風景
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祁連山脈からの豊富な雪解け水は、南に祁連山脈と北にゴビ砂漠とに挟まれた、東西に伸びる河西回廊と呼ばれるシルクロードを構成する交易路にあるいくつかのオアシス都市を潤している。
VISA
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パキスタンの入国ビザ。
1994年当時。
スタンプ式で結構かすれていた。
VISA