ペルー共和国(アレキパ)
アレキパ
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ここはアレキパ。
街で見かけたお葬式の風景。
練り歩いていました。
サンタ・カタリナ修道院
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アレキパの街には見どころが多くあるが、ここはその代表的なサンタ・カタリナ修道院。
通路のゲートに「SILENCIO」(静粛に)とある。
厳しい戒律に従っていた当時をうかがい知る事ができる
サンタ・カタリナ修道院
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アレキパはリマに次ぐペルー第二の都市。
セントロと呼ばれる旧市街に建つ建物は、近郊で産出される白い火山岩で建てられている。
このため、アレキパは白い街とも呼ばれる。
サンタ・カタリナ修道院の外観も白い。
サンタ・カタリナ修道院
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16世紀中頃から約400年間、修道女が禁欲的な戒律の下、外界から隔絶された修道院で共同生活をしながら神に仕えた。
修道女は名士の令嬢から身分の低い、貧しい者まで、多い時には数百人もの出家女性が暮らしていた。
サンタ・カタリナ修道院
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修道院に残るアーチ状の回廊。
写真では判りにくいですが、壁や梁の上には宗教画が描かれている。
サンタ・カタリナ修道院
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この様なスペイン風の中庭をパティオと呼ぶ。
噴水や栽植された草花が置かれている。
天気の良い日は修道女たちが憩う場所。
サンタ・カタリナ修道院
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ここはコルドバ通りと呼ばれる、修道院の中でも最も美しい場所の一つ。
赤い花はゼラニウム。
サンタ・カタリナ修道院
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白い建物に赤いゼラニウムの花はとても引き立ち、美しい風景を作っている。
コルドバ通りはスペインはアンダルシア地方の都市コルドバの名が付けられた修道院の一区画。
サンタ・カタリナ修道院
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ここに暮らす修道女の中には本土スペインからやってきた人々もおり、望郷の思いから故郷の名を付けたとの事。
修道院は時代を重ねる毎にいくつもの住居や食堂、礼拝堂などが増築され、複雑に入り組んだ構造になった。
サンタ・カタリナ修道院
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サンタ・カタリナ修道院にて筆者近影。
修道院のあるアレキパはペルーの南部に位置し、首都リマからは南東へ800k、クスコからは南へ300kほどに位置する。
サンタ・カタリナ修道院
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アレキパの街は地震が多く、旧市街に残る建物にも被害がでた。
16世紀末、大地震により修道院の建物は大きな被害を受けた。
サンタ・カタリナ修道院
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大地震により被害を受けた修道院だったが、修道女たちは修復しながらも修道生活は続けられた。
しかし資金不足から修復はままならなかった。
1970年、修道院は閉鎖された。
サンタ・カタリナ修道院
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現在、修道院跡は博物館として一般公開されている。
この修道院を含めてアレキパの街は、アレキパ市歴史地区としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。
サンタ・カタリナ修道院
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噴水のある広場はソコドベル広場。
かつて毎週日曜の朝に修道女たちがこの広場に集まり、自分たちが作った手製の品々や織物などを交換したと言う。
サンタ・カタリナ修道院
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修道院の建物の中へ入ってみます。
博物館となっている内部には、当時の修道女の部屋や使っていた家具、台所用品に始まり、収集された貴重な美術品が展示されている。