南アフリカ共和国(ヨハネスブルグ)
ヨハネスブルグ国際空港
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南アフリカ観光の出発地点はヨハネスブルグ国際空港から。
現在、この空港はO・R・タンボ国際空港と名前が変わっている。
このターミナルビルも随分改修された様だ。
筆者が訪れた時には無かったが、今はこの建物に南アフリカの鉄道、ハウトレインの駅ができている。
2010年のワールドカップの時にできた様だ。
車窓
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バスからの車窓風景。
ヨハネスブルグの中心地区は治安の問題から訪れる事は避けて、少し郊外へ出かけます。
ゴールド・リーフ・シティ
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ここはゴールド・リーフ・シティ。
ヨハネスブルグ空港から南西へ25kほどにあるテーマパーク。
ゴールド・リーフ・シティ
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世界最大の金鉱の跡地に造られたテーマパーク、ゴールド・リーフ・シティ。
1880年代、ゴールドラッシュ時代の街を再現している。
南アフリカの発展には欠かせなかった金鉱。
アンダーグラウンド・ツアー
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まず、アンダーグラウンド・ツアーで楽しみます。
金鉱採掘の様子を保存していて、その見学ができる地底探検ツアー。
アンダーグラウンド・ツアー
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各自ヘルメットとヘッドランプを着用して、エレベーターで地下深く潜っての観光。
横坑道はどこまでも続いていた。
当時、鉱脈を探し、地下3,200mまで掘られたという。
トロッコの軌道の風景。
アンダーグラウンド・ツアー
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トロッコを引く機関車が実物展示されていた。
岩盤を削る掘削ドリルの実演もあり、リアルに残されている。
我々観光客は地下200mまで降りることができる。
アンダーグラウンド・ツアー
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ウィット・ウォーターズ・ランドと呼ばれるこの地、最初は農夫が畑に金鉱石が現れているのを見つけた。その後、金脈が発見され、ヨハネスブルグは大都市へと変貌していった。ヨハネスブルグ周辺に木も生えないボタ山の様な丘がいくつもある。これは金鉱石から金を精製した後の残土。水銀などを使って精製処理をしたため、土壌は汚染され、雑草しか生えない不毛の地と化した。
ゴールド・ポアー
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金の精錬を実演する催し、ゴールド・ポアー。
本物の金を炉で溶かし、型に流して延べ棒を作っていた。
大きな延べ棒に触らせてもらえるが、とても重くて大変でした。
ゴールド・ポアー
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金が入ったるつぼを炉から取り出す。
炉の扉を開けた瞬間、放射熱が襲ってきた。
金を溶かすのに千度以上が必要なので、炉の温度もそれ以上に加熱されている。
ゴールド・ポアー
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隣の棟では金貨の鋳造の実演をしていた。
当時、1ポンド金貨を発行していた。
現在はクルーガーランド金貨として、当時の金貨の複製を発行している。
ゴールド・リーフ・シティ
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砂金掘りを実際に行えるコーナー。
仲間の何人かは専用のお皿を借りてやっていました。
はたして収穫はあったでしょうか。
ゴールド・リーフ・シティ
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砂金掘り用のお皿をパンニング皿と呼ぶそうで、日本でも売っていて、日本の金鉱山跡や温泉の近くの河川で砂金が採れるらしい。
一度、探してみようかな。
ゴールド・リーフ・シティ
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園内で放し飼いにされていたクジャク。
遠足の子供達
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ゴールド・リーフ・シティに多くの子供達が遠足に来ていた。
南アフリカの金の歴史を学ぶためだろう。
遠足の子供達
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こちらも遠足に来ていた子供達。
やはり南アでの学校では、黒人の子供たちと白人の子供たちにはっきり分かれていた。
ミニ鉄道
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ここでは園内の周囲をミニ蒸気機関車が走っていたり、観覧車があったりと色々なアトラクションもあり、子供達も楽しく遊んでいた。
ゴールド・リーフ・シティ
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園内の広場では南アの民族ダンスのショーが開かれていた。
ゴールド・リーフ・シティ
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この男たちは南アの民族の一つ、ズールー族。
南アからジンバブエにかけて暮らす。
かつて、ズールー族による王国、ズールー王国が存在した。
ゴールド・リーフ・シティ
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ズールー族の男たち。
毛皮で作られた腰巻や腕巻を身に纏う戦士の姿をしている。
ゴールド・リーフ・シティ
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こちらのダンスは金鉱採掘労働者時代、出稼ぎの金鉱労働者が踊ったガンブーツ・ダンス。
作業着のまま長靴をタップし、また叩いてリズムを取り、独特のダンスを創り出していた。
スタークフォンテン洞窟
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所変わって、ここはスタークフォンテン洞窟。
ヨハネスブルグ空港から南西へ50kほどにある洞窟。
洞窟内から入り口方向の風景。
スタークフォンテン洞窟
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ライトアップされた洞窟内の風景。
この洞窟が有名なのは、中学校で習った有名な原始人、アウストラロピテクスが発見された洞窟であるから。
スタークフォンテン洞窟
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この洞窟は19世紀末、金鉱を掘り当てようと辺りを掘っていた者によって偶然発見された。
その後、発掘調査が行われ、第二次大戦後にアウストラロピテクス・アフリカヌスの女性の頭蓋骨が発見される。
スタークフォンテン洞窟
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発見された頭蓋骨にミセス・プレスとの愛称が付けられた。
今までに数百体分の化石が発見され、その中でも我々直系の祖先が発見された事から、人類発祥の地と呼ばれている。
スタークフォンテン洞窟
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スタークフォンテン洞窟は、後述するクロムドライ鍾乳洞など、原人や類人類の化石が発見された周辺の洞窟群と併せて、南アフリカの人類化石遺跡群としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。
洞窟自体は美しい鍾乳洞で、垂れ下がる鍾乳石などが楽しめる。
クロムドライ鍾乳洞
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ここは南アフリカの人類化石遺跡群の一つ、スタークフォンテン洞窟から北東へ3k程にあるクロムドライ鍾乳洞。
クロムドライ鍾乳洞
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クロムドライ鍾乳洞は第二次大戦前、地元の子供が見つけた化石を考古学者が手に入れた事から、人類化石の遺跡として知られる様になる。
クロムドライ鍾乳洞
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ここで発見された人類化石はスタークフォンテン洞窟でのアウストラロピテクス・アフリカヌスとは別種のアウストラロピテクス・ロブストゥスと分類されている。
クロムドライ鍾乳洞
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スタークフォンテン洞窟などと併せて、南アフリカの人類化石遺跡群としてユネスコ世界文化遺産に登録されているクロムドライ鍾乳洞は、地底湖もある美しい鍾乳洞で、洞窟探検が楽しめる。
クルーガーズドープ動物保護区
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次の観光地はヨハネスブルグから比較的近くにあり、行きやすいクルーガーズドープ動物保護区。
ヨハネスブルグ国際空港からは西へ50k程にある。
サファリを始めると、まずはキリンがお出迎え。
クルーガーズドープ動物保護区
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親子のキリンだ。
クルーガーズドープは規模、面積としてはそれ程大きくはないが、それでもたくさんの野生動物が生息している。
クルーガーズドープ動物保護区
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半日くらいで手軽にサファリが楽しめる、クルーガーズドープ動物保護区。
顔の長い牛の仲間、レッドハーテビースト、南アフリカから東アフリカなど広い範囲で生息する。
クルーガーズドープ動物保護区
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これはイランドで、これも牛の仲間。
結構、大きな動物で、角が鋭い。
クルーガーズドープ動物保護区
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アフリカの動物保護区や国立公園でよく見かけるインパラ。
そのメスで、オスだけに角が生える。
草食動物の代表的な存在。
クルーガーズドープ動物保護区
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こちらはトムソンガゼル。
群れを成している。
インパラに似ているが、脇腹の黒い模様が特徴。
クルーガーズドープ動物保護区
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クルーガーズドープ内には沼地も多く、水鳥も多く生息する。
これはアオサギとトキコウ。
クルーガーズドープ動物保護区
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絶滅危惧種のサイがいた。
遠くからなので、シロサイかクロサイか判り辛かったが、地面の草を食べていたので、シロサイだろう。
クルーガーズドープ動物保護区
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シロサイ。
シロサイは地面の草を食べるため、口が平たくなっている。
クロサイは木の葉や枝を食べるので、口は尖っている。
クルーガーズドープ動物保護区
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ライオンもいた。
日向ぼっこのメスライオンだ。
クルーガーズドープ動物保護区
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こちらはたてがみが特徴的なオスライオン。
大あくびをしていて、チョット間抜けなオスライオンだ。
クルーガーズドープ動物保護区
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クルーガーズドープ動物保護区の草原へ沈み行く真っ赤なお日様。
サバンナでは夕日が美しい。
シェラスコ料理
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ここはヨハネスブルグ近郊にある、ランチに立ち寄ったシェラスコ料理のレストラン、カーニボアー。
カーニボアーとは肉食動物のこと。
串に刺した様々なお肉をグリル、目の前でスライスしてもらい、好きなだけ食べるシェラスコ料理。
シェラスコ料理
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シェラスコ料理、元祖はブラジルだが、アフリカでも良く目にする。
違うのがお肉の種類。
なんとキリンやシマウマ、インパラなどの野生動物。
苦手な人のために牛や鶏もあります。
ホテル
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筆者が宿泊したホテル、サントン・ヒルトン。
ヨハネスブルグのサントン地区にある。
サントン地区は治安の悪いヨハネスブルグ中心地から離れており、比較的治安は良いとされている。
ヨハネスブルグ駅
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ヨハネスブルグの観光もこれでおしまい。
ヨハネスブルグ空港へ向かいます。
途中にヨハネスブルグの街を通り、駅の線路を跨ぐ、高架道路を通りました。
ヨハネスブルグ国際空港