スペイン王国(マラガ)
ロンダへの途中
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スペイン、アンダルシア地方のマラガ県では県都マラガを始め、ロンダ、マルベージャ、ミハスを旅します。
まずはロンダ。
カディス県のアルコス・デ・ラ・フロンテーラから県境を越えて東へ60k。
写真は途中、バスの車窓風景。
ロンダ
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断崖の上に建つロンダの旧市街。
ロンダの街は鉄道駅のある北側が新市街、南側が旧市街地となっていて、その間をグアダレビン川が流れ、深い峡谷を刻んでいる。
ロンダ
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断崖の上に建つロンダの白い家々。
ロンダでは家並みと峡谷美の他にもスペイン最古と言われるロンダ闘牛場やイスラム時代の遺跡、アラブ浴場などの観光地がある。
ロンダ
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グアダレビン川の浸食によって深い峡谷、ロンダ峡谷が見事にできている。
ロンダ
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ロンダ郊外には旧石器時代の壁画が残るピレタ洞窟があり、ロンダの周辺には石器時代から人が暮らしていたと言う。
ロンダ
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旧市街と新市街を結ぶ、グアダレビン川の峡谷に架かるヌエボ橋。
夕刻になるとライトアップがなされ、コバルトブルーの空とオレンジの石橋がとても美しい。
ロンダ
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ヌエボ橋はロンダのシンボルとなっている。
東側にはもう一つの石橋、イスラムの時代に掛けられた旧橋とも呼ばれるビエホ橋もある。
プエルト・バヌス
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ここはロンダから南東へ35kほど、マルベージャのプエルト・バヌス、バヌス港。
地中海の太陽海岸、コスタ・デル・ソルに面した高級リゾート地。
太陽が降り注ぐビーチ・リゾートやマリーナがあり、観光客でにぎわっている。
プエルト・バヌス
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マリーナにはセレブ達のヨットやプレジャーボートが停泊し、高級リゾート・ホテルやマンションが立ち並ぶ、プエルト・バヌスの風景。
プエルト・バヌス
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プエルト・バヌスのショッピング街の噴水のあるロータリー風景。
今回は残念ながらマルベージャは通過となってしまったが、機会があればゆっくりと滞在したいものだ。
ミハス
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次に訪れたのはプエルト・バヌスから東へ30k、アンダルシア地方の白い家で名高いミハスの街。
お土産屋やレストランが並ぶ通りの風景。
ミハス
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ミハスの街の一番の観光スポット、サン・セバスチャン通りの風景。
坂道の両サイドに白い家が建ち並ぶ。
それぞれの家には綺麗でかわいい鉢植え、プランターが置かれ、美しい風景に彩りを添えている。
ミハス
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サン・セバスチャン通りの広場に建つ白色のサン・セバスチャン教会。
小さいが、通りの名にもなった教会で通りの美しい風景にアクセントを加えている。
サン・セバスチャン通りの風景は絵本に登場する世界の様だと評される。
ミハス
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サン・セバスチャン通りから南へ行くと城壁公園があり、高台になっている展望台からは地中海方向が一望できる。
晴れた日には地中海を挟んでアフリカ大陸、モロッコまで見渡せると言う。
ミハス
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ここはミハス闘牛場、PLAZA・DE・TOROS。
城壁公園の北にある、小さく素朴な地元に根付いた闘牛場。
ミハス
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サン・セバスチャン通りの東の突き出た岩の上に建つラ・ペーニャ聖母礼拝堂。
16世紀に修道士たちが聖母マリアを祀るため、岩山を掘って造ったとされる。
雨靄に霞む礼拝堂の風景。
ミハス
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ラ・ペーニャ聖母礼拝堂を背景に筆者近影。
この日はあいにくの天気になってしまった。
マラガへ
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ミハスを後にマラガへ向かう。
途中の車窓から太陽海岸、コスタ・デル・ソルの風景。
マラガ
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マラガ県の県都マラガの街。
ミハスから北東へ25kほどにある港町。
旧市街の通りの風景。
マラガ
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マラガ旧市街の通りの風景。
マラガは地中海のリゾート太陽海岸、コスタ・デル・ソルの代表的な観光地で、スペイン国内でも有数の都市。
マラガ
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ここはピカソ・マラガ美術館。
旧市街の通りの一画にある元宮殿の建物を改装してピカソの作品を展示している。
マラガ
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マラガの旧市街、靴の修理工房があった。
少し仕事ぶりを拝見。
頑固なまでに自分のスタイルにこだわっている職人さんだ。
マラガ
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ピカソ美術館から南西へ向かう。
通りの突き当りに建つマラガ大聖堂。
16世紀中頃に建築が始まったが、資金難で度々中断。
完成までに250年掛かった。
そのため、色々な時代の建築様式が混ざっている。
マラガ
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昼食はスペイン風おつまみ料理タパスを頂きます。
これは生ハムと魚のフライ。
マラガ
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キノコ料理。
タパスとは前菜、オードブルの事で、少量を数多く提供する。
お昼ではタパスばかりを何品か頂きました。
マラガ
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これはヒブラルファロ城。
旧市街の東にある小高い丘の上に建つ山城。
これから登ります。
マラガ
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ヒブラルファロ城の城壁。
城壁には歩くスペースがあり、散策しながら街の風景を眺める事ができる。
マラガ
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ヒブラルファロ城からの市内風景。
城の西側、旧市街地方向。
ヒブラルファロ城は14世紀ごろに建てられた。
マラガ
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ヒブラルファロ城からの、先ほど行ったマラガ大聖堂の風景。
旧市街の通りからは判らなかったが、丘の上からは全景が見渡せる。
マラガ大聖堂はエンカルナシオン大聖堂とも呼ばれる。
マラガ
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この古い建物群は城砦、アルカサバ。
11世紀ごろに建てられた。
ヒブラルファロ城はこのアルカサバを守る山城として建てられ、城壁の通路でつながっている。
マラガ
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ヒブラルファロ城からの風景で、旧市街の南側、マラガ港の風景。
マラガ港は紀元前10世紀ごろにはフェニキアの民によって港の機能を持ち、古代ローマ時代にはワインなどの交易港として繁栄した。
マラガ
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ヒブラルファロ城からのマラガ港の風景。
丘の上に建つヒブラルファロ城は、マラガの市内やベイエリアを一望できる、マラガでの最大の観光スポットとなっている。
マラガ
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ヒブラルファロ城から、さらに南側の風景。
古代ローマ時代には、この丘の上に城塞が築かれており、その跡地にヒブラルファロ城は建てられた。
マラガ
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マラガにある闘牛場、ラ・マラゲータ闘牛場の全景。
築150年は経つ、格式の高い闘牛場。
スペインで重要文化財に指定されている。
マラガ
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ヒブラルファロ城を下り、マラガ港までやって来ました。
貨物船が着岸し、荷下ろし用のクレーンなど港湾設備が並ぶ、港湾業が盛んなマラガ港。
現在でもマラガは港湾都市としても栄えている。
マラガ