スイス連邦
ジュネーブ駅
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パリ、リヨン駅からフランス国鉄の高速鉄道TGVでジュネーブ、コルナヴァン駅へ到着。
プラットホームに停車中のTGVの写真。
ジュネーブ駅
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一日に4万人の乗降客がいる、スイス主要駅の一つ。
ベルンなどスイス国内はもちろん、前述のフランス国鉄の列車も乗り入れるジュネーブ、コルナヴァン駅。
レマン湖
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ジュネーブの市内をバスの車窓から。
レマン湖にはジュネーブの街のランドマークとなっている140mまで噴き上げる大噴水がある。
チューリッヒ
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スイス最大の都市、チューリッヒ。
ここはチューリッヒ湖から流れ出るリマート川。
なお、ここからの画像と動画は1984年当時の物で画質は悪いです。
チューリッヒ湖
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沢山のヨットが浮かぶチューリッヒ湖の風景。
チューリッヒ湖は細長い三日月形の湖。
ルツェルン
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ルツェルンの街。ロイス川に掛かる屋根付きの木造橋はルツェルンのシンボル、カペル橋。
八角形のヴァッサートゥルムが脇に建つ。
車窓の風景
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グリンデルワルドへ向かう途中、車窓の風景。
緑の牧草と青い山々が美しい。
グリンデルワルド
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グリンデルワルドはユングフラウなどベルナーオーバーラントへの観光拠点となっている。
グリンデルワルド
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ここはユングフラウ鉄道の始発駅クライネ・シャイデックへの登山電車ヴェンゲルンアルプ鉄道が出発するグリンデルワルド・グルント駅。
グリンデルワルド
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クライネ・シャイデックへは始発駅のグリンデルワルド駅を出た電車はここグリンデルワルド・グルント駅で進行方向を転換して登って行く。
グルント駅出発
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いよいよ出発です。
鉄道は急勾配な路線を上るため、歯車が付いたラック式鉄道となっている。
登山鉄道の車窓
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登山鉄道の楽しみは、美しい車窓からの眺め。
クライネ・シャイデック駅
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ユングフラウ鉄道のクライネ・シャイデック駅。
グリンデルワルドからの電車を降り、ユングフラウヨッホ行きの電車に乗り換えます。
ユングフラウ鉄道はアイガーやメンヒの山をトンネルを掘って通されている。
アイガーバント駅
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ユングフラウ鉄道の旅は前述のヴェンゲルンアルプ鉄道と異なり、ほとんどがトンネル内。
そのため、車窓の景色を楽しむ事はできない。
しかし、ここアイガーバント駅では電車は観光用に数分間停車する。
そしてアイガー北壁に開けられた展望台からの、垂直な崖の絶景を眺める事ができる。
アイスメア駅
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アイスメア駅でも電車は数分間停車する。
ここの展望台からはフィッシャー氷河の雄大な眺めを楽しめる。
アイスパレス
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終点ユングフラウヨッホ駅から地上の展望台までトンネルを行く。
ここは途中にあったアレッチ氷河をくり抜いた氷の洞窟、アイスパレス。
とても幻想的な氷の世界です。
ユングフラウヨッホ
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展望台に出ました。
これはユングフラウ。
アイガーとメンヒと共にオーバーラント三山と呼ばれている。
ユングフラウヨッホ
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これはメンヒ。
展望台は標高3400m程。
空気が薄く、とても寒い。
アレッチ氷河
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アレッチ氷河の雄大な絶景。
アレッチ氷河はアルプス山脈最大の氷河。
長さは23kにも達する。
アレッチ氷河
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アレッチ氷河やオーバーラント三山は、スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチとしてユネスコ世界自然遺産に登録されている。
ユングフラウヨッホ帰り
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ユングフラウヨッホからの帰り、クライネ・シャイデックまで戻ります。
アイガーのトンネルを抜けたアイガーグレッチャー駅を過ぎた辺り。
ユングフラウヨッホ帰り
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クライネ・シャイデックが近づいて来ました。
アイガーグレッチャー駅で降りてクライネ・シャイデック駅まではハイキングが楽しめる。
ラウターブルンネン
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クライネ・シャイデック駅からヴェンゲルンアルプ鉄道に乗るのですが、行きとは違い帰りはグリンデルワルド方面へ行かず、反対側のラウターブルンネンまで行きました。
ラウターブルンネンはU字谷が美しいく、駅からは断崖から落ちる落差300mのシュタウプバッハの滝が眺められる。
インターラーケン
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インターラーケンはラウターブルンネンやグリンデルワルドへ向かうベルナーオーバーラント鉄道の駅がある。
街はトゥーン湖とブリエンツ湖の間に挟まれた所にある。
ルツェルンの夜景
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ルツェルンの街にあるルツェルン湖の船着場の夜景。
ルツェルン湖は4つの森の湖の意味である、フィアヴァルトシュテッテ湖とも呼ばれる。
ルツェルンの夜景
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ルツェルンの街を代表する名所、カペル橋は1333年にロイス川に掛けられた屋根付きの木の橋。
そのカペル橋の夜景。
残念ながら、この木造の橋は1993年火災により焼失し、現在は再建されたもの。
筆者が訪れたのは1984年なので、焼失前の築650年の古い橋を見る事ができた。
ライン滝
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ここはライン河に掛かる滝、ライン・フォール。
轟音を立てて流れ落ちるライン滝は、アルプスの雪解け水が多くなる初夏に最も流れ落ちる水量が多くなる。
ライン滝
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ドイツとの国境に近く、スイス北部のライン河沿いの街、シャフハウゼンが観光の拠点となる。
遊覧船が出ていて、滝壺近くまで寄る事ができる。
ライン滝
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ヨーロッパ最大の滝だが、高さは20m程。
しかし幅が150mもある。
遊歩道が整備されており、近くまで行く事ができる。
ライン滝
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筆者が訪れたのは8月で、最も多い時に比べて少ないとは言え、荒れ狂う様な白波を立てて流れ落ちるライン・フォールの様は迫力が有った。
ライン滝
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遊歩道沿いには滝からの水を引き込む水路があり、水車などの水力利用に使われている。
トリヤン村
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所変わって、ここはフランス・シャモニーからスイス・マルティニへ向かう途中、国境を越え、スイスのル・プラン道路とオー・ヴィラージュ道路が合わさる辺りの村、トリヤン村の風景。
右の教会はローズ・チャーチ。
教会の壁の色がバラ色になっている。
マルティニ
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トリヤン村を過ぎ、北東へ向かう。
マルティニの町の西、山岳道路のフォルクラ道路から見下ろしたマルティニの町の風景。
山に挟まれた、氷河が削ったU字谷であるローヌ渓谷の谷底に町はある。
ローヌ渓谷にはローヌ川が流れる。
ローヌ川は北東にあるローヌ氷河を源流域とし、南西へ流れ、マルティニで北西へ流れを変え、ジュネーブのレマン湖に注ぎ込む。
マルティニ
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マルティニの町に建つ、マルティニ・ローマ・カトリック教区教会。
この辺りの司教が管理し統理する地域、司教管区を4世紀に置かれ、教会が建てられた。
現在の司教管区はローヌ渓谷の北東に位置するシオンに移されている。
マルティニ
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フォルクラ道路から見下ろしたマルティニの鉄道駅。
マルティニ駅はスイス連邦鉄道の駅としてローヌ渓谷の町を結んでいる。
それ以外の路線としてはマルティニ・シャトラール鉄道が走っていて、南西にあるフランス国境の町、シャトラールまで通じている。
シャトラールでフランスのサン・ジェルヴェ・ヴァロルシーヌ鉄道に乗り換えればモンブラン観光の拠点、シャモニーへ行く事ができる。
サンブランシェ関門
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マルティニから南下、イタリアとの国境越えのグラン・サン・ベルナール道路を行く。
これは道路と並行して流れるドランス川に設置されているダム、サン・ブランシェ関門。
マルティニ・シャトラール鉄道
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この鉄道はマルティニから後述するオルシェールまで走る登山鉄道、マルティニ・シャトラール鉄道の支線、マルティニ・オルシェール線。
別名、セント・バーナード・エクスプレス。
マルティニ・シャトラール鉄道
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丁度走っていたマルティニ・オルシェール線の電車。
白と赤のツートンカラー、1両だけのカワイイ電車。
山岳鉄道では冬季、架線への雪の付着や凍結事故防止のため、パンタグラフを使用しない、第三軌条方式(地下鉄などで見かける車輪の近くに集電のための装置が付いている方式)をよく見かけるが、この路線は架線方式だった。
オルシェール
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この町はオルシェール、山と山との谷あいにある町。
左の塔はオルシェール教会で、最初に建てられたのは12世紀末と言う歴史ある教会。
古代ギリシャの地、マイラの司教だった聖ニコラスを守護聖人として祀っている。
グラン・サン・ベルナール道路沿線
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グラン・サン・ベルナール道路沿線の牧歌的な風景。
筆者がグラン・サン・ベルナール道路を通っているのはフランス・シャモニーにてモンブラン観光を終えて、イタリア・ミラノへ向かう途中の事。
一般的なルートはシャモニーから南下し、モンブラン・トンネルを通ってイタリアのアオスタ経由で行くルートだ。
グラン・サン・ベルナール道路沿線
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グラン・サン・ベルナール道路沿線の牧歌的な風景。
残念な事に、筆者が旅したのが2000年の事で、モンブラン・トンネルはトンネル火災事故により、1999年より3年間不通だった。
そのため迂回路として一旦、スイスのマルティニまで出て、その後南下、グラン・サン・ベルナール峠を越えるルートをとる事になった。
ブール・サン・ピエール
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この村はブール・サン・ピエール、グラン・サン・ベルナール道路沿線でイタリア国境までの集落で最後の村。
スイス・イタリア国境をなすグラン・サン・ベルナール峠は昔からアルプス越えとして知られる。
古く紀元前、カルタゴのハンニバルによる古代ローマ帝国奇襲から、18世紀末ナポレオンのイタリア遠征による峠越えなど、様々な歴史が有る。
トゥル湖
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このダムはトゥルダム、水力発電用のダム。
グラン・サン・ベルナール峠まではわずか7kほど。
サン・ベルナールとは英語読みでセント・バーナードの事。
山岳救助犬セント・バーナードの活躍から名付けられた。
国境の峠の道は、現在ではトンネルが開通したため交通手段としては利用されず、峠には湖もあり、風光明媚な事から観光道路となっている。
入国スタンプ
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スイスの入国スタンプ。
ドイツとの国境、シュライトハイムにて。