シリア・アラブ共和国(デリゾール)
アサド湖
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アレッポを出発し、南東にあるデリゾールの町を目指す。
ここは途中に立ち寄った、アサド湖の湖畔。
ユーフラテス川をせき止めた人造のダム湖で、名前はアサド大統領から。
タブカ・ダム
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ユーフラテス川をせき止めているタブカ・ダム。
アレッポの南東130Kにある。
1974年に完成し、ダム湖は琵琶湖ほどの広さだと言う。
ホテル・フラット・シャーム・パレス
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デリゾールの町へ到着。
ここは筆者が宿泊したホテル・フラット・シャーム・パレス。
ホテル・フラット・シャーム・パレス
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ホテルはユーフラテス川の西に面して建っている。
ホテルのレストランからのユーフラテス川の風景。
ホテル・フラット・シャーム・パレス
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ホテルの夜景。
ユーフラテス川
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早朝、ホテルからユーフラテス川の川岸へ出てみた。
朝焼けが川面に映る、ユーフラテスの風景。
ユーフラテス川
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こちらは西側の上流方向の風景。
朝日が河原に生える葦などの草に当たり、赤く染まる。
デリゾール
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ここ、河畔の町デリゾールは取り立てて言うほどの町では無いが、ユーフラテス川に架かる吊り橋があり、歩いて渡る事ができる。
一応、町の名所となっており、1930年にフランスの援助で建設された。
デリゾール
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吊り橋のたもとからの風景。
デリゾールの町はユーフラテス川の中流域に当たり、下流に向かって右手の右岸に位置する。
デリゾール
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吊り橋から、朝日の跳ね返りが眩しいユーフラテス川の風景。
デリゾールの町は、ユーフラテス川に沿って北西から南東へと続く街道と、南西方向のパルミラを通りダマスカスまで続く街道が交差する、古代より交通の要衝となってきた。
デリゾール
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早朝に訪れ、朝日を浴びて、すがすがしい空気の中、ユーフラテス川の散歩が楽しめた。
デリゾールの町は南東にある古代ローマ時代の都市遺跡ドゥラ・エウロポスや、古代メソポタミア文明時代の都市遺跡マリ王国などの観光拠点の町となっていて、筆者もここを拠点に観光した。
デリゾール
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自転車で吊り橋を渡ってきた、自転車に乗る地元の人。
デリゾールの語源としては、アラビア語でデリは修道院、ゾールは河原の草地の意味で、古代メソポタミアでこの地に多くの修道院が建てられていた事による。
デリゾール
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こちらはボートでユーフラテス川を渡る地元の人たち。
とてものどかな風景だ。
デリゾール
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デリゾールの町もシリア内戦時に、アサド政権のシリア民主軍とイスラム国との戦場となり、ユーフラテス川の吊り橋は崩れ落ち、今は無い様だ。
羊の群れ
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周囲に砂漠が広がる道を進む。
途中で停車し、小休止。
羊の群れがおり、わずかな草を食んでいた。
ベドウィンの民
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周囲を見ていると、女性が近付いてきた。
遊牧の民、ベドウィンのお嬢さんだ。
ベドウィンの民
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ベドウィンの集落に立ち寄ってみた。
遊牧の民である彼らは、今でもテント暮らしをしていた。
男どもと、女性子供は別になっている様だ。