トルコ共和国(イスタンブール)
イスタンブール
1/21
トルコ最大の都市イスタンブール。
ここは旧市街にあるスルタンアフメト広場。
古代には戦車競走を行うコンスタンティノープル競馬場だった。
アト・メイダヌやヒッポドロームとも称される。
オベリスク
2/21
スルタンアフメト広場に建つオベリスク。
オベリスクとは、古代エジプトで神殿に建てられた記念碑の事で、このオベリスクはトトメス3世のオベリスク。
古代ローマ帝国の皇帝、オドシウス大帝がエジプトのルクソール、カルナック神殿に建っていたトトメス3世のオベリスクを移築した。
アヤソフィア
3/21
スルタンアフメト広場の北側に巨大なドームを持つ建造物があった。
イスタンブールを代表する観光名所アヤソフィアだ。
ビザンチン時代、東ローマ帝国皇帝コンスタンティウス2世によって建設が始まったが、火災や地震、戦乱で何度か再建されている。
アヤソフィア
4/21
アヤソフィアの内部の風景。
最初はカトリック総主教会であったが、オスマントルコ時代にイスラム教のモスクに改築された。
アヤソフィア
5/21
モスクになった際、キリスト教の宗教画は漆喰で塗り固められた。
トルコになってからは宗教に関係のない博物館として広く開放した。
その際に漆喰の下に眠っていたモザイク画も修復され、キリスト教美術とイスラム美術とが同居する希有な施設となる。
ブルーモスク
6/21
数あるイスタンブールのモスクの中でも代表的なブルーモスク。
正式にはスルタンアフメト・モスクと言い、内部装飾に青いタイルを多用している事からブルーモスクと呼ばれている。
ブルーモスク
7/21
幾何学模様で装飾されている、とても美しいドームの天井。
半ドームを含め、たくさんのドームで構成されている。
ブルーモスク
8/21
白地に青のタイル装飾は、周囲のステンドグラスからの光と、写真左と下にあるモスクランプの光が合わさって、美しい青色をかもし出している。
ブルーモスク
9/21
美しいステンドグラス。
ステンドグラスも青色基調だ。
トプカプ宮殿
10/21
ここはトプカプ宮殿、オスマントルコ時代の皇帝の宮殿。
この門は宮殿の第一の庭に面した挨拶の門で、現在は宮殿への入場口となっている。
門をくぐった先は第二の庭。
トプカプ宮殿
11/21
第二の庭を進むと内廷の建物があり、その正門の幸福の門の風景。
かつて内廷は皇帝の住居だったが、現在は宝物庫になっている。
トプカプ宮殿
12/21
宝物館の秘宝、スプーン職人のダイヤモンド。
中央のダイヤは86カラットもある。
最初にこのダイヤの原石を見つけた漁師は、あまりの大きさにダイヤとは思わず、市場でスプーン職人の3本のスプーンと交換したという伝説から、この名前が付いたらしい。
トプカプ宮殿
13/21
エメラルドの秘宝の数々。
上の巨大なエメラルド原石は3kの重さがある原石としては世界最大級との事。
トプカプ宮殿
14/21
トプカプ宮殿は小高い丘の上に建っていて、ボスポラス海峡やマルマラ海が一望できる。
イスタンブール、古くはコンスタンティノープルと呼ばれ、東ローマやビザンティン、オスマントルコの首都だった。
トプカプ宮殿
15/21
海との間に残る城壁の脇を鉄道の線路が通っている。
イスタンブールは東西文明の十字路、東洋と西洋が交わる所で、古代シルクロードの時代から要衝の地。
東はペルシャ、中央アジアを経て中国長安の都へ、西はバルカン半島を通り、あるいは地中海を渡り、シルクロードはローマへと続く。
グランドバザール
16/21
ここは旧市街にあるグランドバザール。
その入り口ゲートの風景。
地元ではカパルチャルシュ、屋内市場と呼ばれている様にドーム状の屋根を持つアーケード商店街。
グランドバザール
17/21
この辺りは民芸品を置いている。
オスマントルコ時代から現在まで増改築を繰り返し、中の通りは迷路と化している。
グランドバザール
18/21
この辺りは貴金属の装飾品を売っている。
ドームの屋根は頑丈で、バイクくらいは走行できる。
映画007ではこの屋根の上でバイクでのカーチェイスが撮影された。
旧市街
19/21
旧市街の通りの風景。
グランドバザール以外にも沢山のお店が軒を連ねる。
夜景
20/21
ホテルの窓から見た市内の夜景。
ボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパにまたがるイスタンブール。
イスタンブールの旧市街に残る歴史的建造物群は、イスタンブール歴史地域としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。
イスタンブール出発