トルコ共和国(ベルガモン)
ベルガモン
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トロイ遺跡から直線距離で南東に150K、ベルガマの街がある。
ここに古代都市遺跡ペルガモンが残る。
ベルガモン
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ペルガモン遺跡は丘の上に築かれた古代ペルガモン王国の都。
丘の上、上市と呼ばれているアクロポリスと、丘のすそ野、下市と呼ばれているアスクレピオンから構成される。
写真の上、アクロポリスの丘の遺構が見える。
アスクレピオン
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アクロポリスの丘のすそ野にローマ時代の医療施設跡が残る。
アスクレピオンと呼ばれる、病院や保養所、劇場やスポーツ施設、図書館などを備えた総合施設。
この当時からリラクゼーションも治療の一つとして認識されていた。
聖なる泉
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外からアスクレピオンへ来る人は、この聖なる泉で体を清めてから中へ入った。
アスクレピオンはギリシア神話に登場する医学の神アスクレピオスの聖域世界の事。
聖なる通り
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療養に来る患者は列柱の立ち並ぶアクスレピオンの聖なる通りを通って施設へ向かう。
体を清める聖なる泉から内は聖域。
聖なる通りは俗界との橋渡しをする。
アクロポリスの丘
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アクスレピオンを通り、丘の上へ。
ペルガモン王国の王宮跡と城壁。
アクロポリスの丘
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左は王国の城郭、右奥はトラヤヌス神殿。
ペルガモン王国は紀元前3世紀のアッタロス朝時代に約200年栄えた王国。
遺跡はドイツ人のフーマンにより発掘され、遺物はドイツ・ベルリンのペルガモン博物館に展示されている。
トラヤヌス神殿
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ローマ皇帝のトラヤヌス帝によって建てられた、白い大理石造りのトラヤヌス神殿。
右奥はアテナ神殿。
アテナ神殿