トルコ共和国(エフェソス)
イズミール
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トルコ西側、エーゲ海の港町イズミール。
ベルガマから南へ80kに位置する、トルコ第3の都市。
なお、ここからの動画は古く、ノイズも入っており、画質は悪いです。
イズミール
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イズミールには後述する古代ギリシャ遺跡、エフェソス観光の拠点となるため、多くの人が立ち寄る。
イズミールはエーゲ海沿岸地域特有の青い美しい海、海岸線、海辺風景を持ち、国内外からはエーゲ海の真珠と称賛されている。
イズミール
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客待ちの観光馬車。
近年、イスタンブールは大都市化し、人口も増え渋滞が慢性化、物価も上がり住みにくい街になったと言う。
企業やお金持ちなどはイスタンブールからイズミールへ引っ越してきているらしい。
イズミール
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イズミールの美しい海岸にて筆者近影。
エーゲ海クルーズの大型旅客線も寄港する、リゾート地となっているイズミール、海岸にはホテルやマンション、カフェ・レストランが建ち並ぶ。
エフェソス
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ここは古代都市遺跡エフェソス。
イズミールの南60kに位置する。
ここは南側にある入り口から直ぐの所。
右側はローマ浴場跡、左は音楽堂オデオンの小劇場跡。
オデオン小劇場
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オデオンの小劇場への入り口。
オデオン小劇場は舞台や議会の会議場としても使用された。
バシリカ
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オデオンの南側に残るバシリカの列柱。
バシリカとは古代ローマ様式での建築物の一つで、裁判所や公会堂などに使われた。
また、商品取引、金融取引の場としても機能していた。
右側は市会堂ブリタニオン。
列柱道路
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ローマ様式の列柱が立ち並ぶ、オデオン音楽堂前の道。
古代都市エフェソスは紀元前10世紀頃古代ギリシャ都市として形成された。
紀元前の時代から古代アナトリア地域の港湾都市として栄え、古代ローマ帝国の時代には海上交易の拠点となった。
ポリオの泉
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バシリカから北西に行く。
右側のアーチは貯水槽が設置されていたポリオの泉、左側はメミウスの碑。
古代都市遺跡エフェソスはユネスコ世界文化遺産に登録されている。
ポリオの泉
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左のポリオの泉と右のドミティアヌス神殿を背景に筆者近影。
ドミティアヌスは古代ローマ帝国の皇帝。
暴君として知られ、死後ドミティアヌスに関するものはことごとく消された。
そのため、エフェソスに残るドミティアヌスの神殿は非常に貴重なもの。
クレテス通り
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セルシウス図書館まで続くエフェソスのメインストリートの石畳の道。
当時、道の両側には商店街が続いていた。
今でも石像や円柱が残る美しい通り。
公衆トイレ
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クレテス通りの途中に残る公衆トイレの跡。
当時は現在の様な個室ではなく、穴の開いた石板に横一列に座って用を足した様だ。
セルシウス図書館
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巨大な堂々たる建造物はエフェソスを代表する遺構のセルシウス図書館跡。
結構、原形をとどめている。
右の二つのアーチ門はマゼウスとミトリダテスの門。
セルシウス図書館
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ベルガモン図書館、アレキサンドリア図書館とならぶ古代3大図書館のひとつ。
この地を治めたセルシウス総督の功績を讃えて建設した。
上を見上げた2層目の風景。
図書館前広場
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セルシウス図書館から振り返って図書館前広場の風景。
右奥には今通って来たクレテス通り、左奥は娼館跡。
野外大劇場
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紀元前2世紀頃に建てられた2万数千人の収容規模の大劇場。
上段の高い所から見た野外大劇場の風景。
アルカディアン大通り
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野外大劇場から真っ直ぐ延びるエフェソスの目抜き通り。
道の両側に列柱が立ち並ぶ。
今は海から離れているが、当時は港まで通じていた。
野外大劇場
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野外大劇場の上段からはアルカディアン大通りなど、周辺の景色が眺められる。
大通りから大劇場を見ると、大劇場は小高い山の山すそを半円形に削り取って造られている事が判る。
ビザンティンの城塞
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エフェソス遺跡から少し歩いた所に、世界の七不思議の一つアルテミス神殿が残る。
今はほとんど残っておらず、柱などの残骸が所々に散らばる程度。
神殿跡から丘を見上げるとビザンティン帝国時代の城塞跡が見える。
オリーブ畑
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エフェソス周辺の風景。
オリーブ畑が広がる。
エフェソスからイズミールにかけてはオリーブの産地で、古く紀元前6世紀にはオリーブの実から採油し、オリーブ・オイルを作る工場があった。
お土産屋