トルコ共和国(カッパドキア)
カッパドキア
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ここはトルコ、カッパドキア地方。
トルコ中央の山岳地帯にあり、キリスト教岩窟教会群が数多く残る事で有名な場所。
ウチヒサールの要塞
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カッパドキア地方で最も高地にあるウチヒサール村。
この村のシンボルとなっているのが、大きな岩山にいくつもの岩窟が掘られているウチヒサールの要塞。
ウチヒサールの要塞
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ウチヒサールの要塞の周囲にタケノコの様にとんがった岩が点在する。
古くはヒッタイトの時代から、この岩をくり抜き住居として使ってきた。
ギョレメ野外博物館
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ここはギョレメの街。
イスラムから逃れてきたキリスト教徒たちがこの地にたどり着き、岩山をくり抜いて住居や教会を建てた。
現在は野外博物館となっている。
ギョレメ野外博物館
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それぞれの岩には多くの洞穴があり、いくつかはキリスト教の教会になっている。
右の岩山は聖バジル教会、他には暗闇の教会やサンダル教会などがある。
ゼルベの谷
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よく知られたカッパドキアの風景、キノコの様な奇岩が林立するゼルベの谷。
キノコの岩を背景に筆者近影。
この辺りは火山台地で、火山灰が堆積した凝灰岩の台地の上に硬い玄武岩が被っていた。
ゼルベの谷
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ゼルベの谷の風景。
先が3つに分かれたシメジ茸の様な奇岩。
長い年月を掛けて雨や風に、柔らかい凝灰岩の台地が浸食されて、この様な地形が誕生した。
ゼルベの谷
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キノコ岩に窓の様な穴が開いている。
中世キリスト教徒の住居群跡で、古くからの伝承で妖精の煙突とも言われる。
ゼルベの谷
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中腹に洞穴がいくつも口を開けている。
これらを岩窟教会群と呼んでいる。
ゼルベの谷
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このキノコの岩がある、この一帯はカッパドキア観光の中でも最も人気の有名スポット。
まさに奇岩と言える光景。
ギョレメの谷
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こちらはギョレメの谷。
この谷も凝灰岩の台地が広がり、雨や風に浸食された独特の奇岩の風景。
その奇岩に穴を掘り、住居とした事で他に類を見ない奇観絶景となった。
ギョレメの谷
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カッパドキア地方の奇岩群はゼルベの谷やギョレメの谷など、複数の場所に分かれて存在する。
それらをバスや徒歩で巡って行く。
ギョレメの谷
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ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群としてユネスコの自然と文化の世界複合遺産に登録されている。
ギョレメの谷
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ギョレメの谷の岩山に登って、筆者近影。
ギョレメの谷
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曲線に浸食された白い凝灰岩が続いている。
ウチヒサールの村
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再びウチヒサール。
この岩窟、鳩の家と呼ばれる無数の鳩小屋。
ここで鳩の糞を集め、やせた火山台地の肥料にした。
カイマクルの地下都市
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カッパドキア地方には地下都市と呼ばれる、火山台地を深く掘削し築いた地下構造物がある。
ウチヒサールの近くカイマクルもその一つで、他にもデリンクユやオズコナックの地下都市など、数多く残っている。
カイマクルの地下都市
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古代ローマ時代、ローマ帝国から迫害を受けていたキリスト教徒が隠れ家にした。
深さは地下数階にもなり数千人が隠れ住んだと言う。
内部には食料貯蔵庫やワイナリー、教会などがあった。
カイマクルの地下都市
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石柱の奥の丸い円盤の形の岩は、ストーンドアと呼ばれる通路をふさぐ岩。
敵が侵入した際にこの岩を転がしてフタにする。
カイマクルの地下都市
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通路は迷路の様になっていて、中には行き止まりの、偽の通路も作られている。
内部の矢印で案内されている通りに進まないと迷子になる。
お土産屋
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カイマクルの地下都市入り口近くのお土産屋。
ホテル
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筆者が宿泊したホテル、ネヴシェヒル・デデマン・カッパドキア。
ホテル前にカッパドキアの岩窟のミニチュアが置かれている。