フエを後にしてミーソンへ。
途中、休憩で立ち寄った湖の湖畔風景。

なかなかの風光明媚な所だった。

車窓から見えたお墓。
フランス統治時代の名残なのか、十字架の立つ墓地。

ミーソン遺跡に到着。
ここは入り口。
入場料を払います。

遺跡入口の案内図。

古代チャンパ王国の聖地だったとされる遺跡。
ミーソン聖域としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。

入口に一番近いグループＣの遺構から観光です。
チャンパ王国はかつてベトナム中南部に２世紀頃から１５世紀にかけて存在した王国。
後年は優れた航海技術を持つ海洋国家として繁栄した。

壁の彫刻。
チャンパの女神像との事。
風化が進んでいる。

チャンパ王国の宗教はヒンドゥー教でシヴァ神を崇めていた。
ミーソン遺跡には７０棟以上もの遺構が残っている。

祠堂。
シヴァ神を祭った社。
狭いが祠堂の中に入る事もできる。

チャンパ王国ではインド文化の影響を受けたヒンドゥー寺院がベトナム中部を中心に多く建てられた。
ミーソン遺跡もその代表的な宗教寺院遺跡で、遺跡に残る建物群は４世紀頃から建て始められ、１３世紀にかけて造られた。

グループＣから奥へ。
清流の小川を渡りグループＡの遺跡群へ。

ミーソン遺跡群は周りを山に囲まれ、ひっそりと佇んでいる。
草木に埋もれて残っている遺構の数々。

風化による侵食とベトナム戦争での破壊によって朽ちた遺構が多い。

グループＢの遺跡群。
レンガを積み重ねて建てたチャンパの塔。
インドの遺跡を彷彿とさせる。

傷んだ遺構の修復・補強はされてはいるが、あまり進んでいる様には見えない。
しかし未発掘の遺構も現在発掘中との事。
新しい遺産がお目見えする事でしょう。

遺跡を背景に、新婚さんの記念撮影かな。

民族舞踊が行われる舞台が併設されており、チャムダンスショーが開催されていた。
これは水を汲む女性達。

ミーソン遺跡でのチャムダンスショー。